アロマのコラムはもちろん、私たちの心と体について、解剖学や健康学、女性学を絡めた豆知識も紹介していきたいと思います
ランチの後、電車の中など、少しの時間でさっと読めるものにしますので、時々、チェックしてみて下さいね
サロンのトリートメントで、特に精神的な疲労や不安を抱えているお客様に寄り添うのが「カモミール・ローマン」です。
古くから「植物の医者」と呼ばれ、周囲の植物まで元気にする力を持つと言われるこの花は、私たちの心身にも深い癒やしを届けてくれます。
■香りの特徴:リンゴに似たフルーティーな安らぎ
カモミール・ローマンは、可憐な白い花から抽出されます。
その最大の特徴は、青リンゴのような甘く瑞々しい香り。
フローラル系の中でも特に「安心感」をもたらす力が強く、緊張を解き放つのが得意です。
■専門データから見るカモミール・ローマン
主要成分である「アンゲリカ酸エステル類」には、非常に高い鎮静作用があります。
心へのアプローチ:
「インナーチャイルド」を癒やす香りとして知られ、ショックや強い不安を和らげます。
体へのアプローチ:
鎮痛・鎮静に優れ、女性特有の生理トラブルや腹痛、お子様の夜泣きにも用いられます。
■サロンでの活用法
当サロンでは、この香りの「包み込む力」を活かし、リラックスを超えた「心の救済」が必要な時のブレンドにご提案しています。
自分を責めてしまいそうな時、どうぞこの香りに身を委ねに来てください。
サロンのトリートメントでも、特に深いリラックスを求めるお客様に選ばれる「サンダルウッド(白檀)」。
古来より、インドやエジプトなどの寺院で瞑想や儀式に用いられてきたこの香りは、現代の私たちにとっても「精神を整える」ための力強い味方となってくれます。
■ 香りの特徴:時を超えるウッディな甘さ
サンダルウッドは、樹木の中にある「心材」から抽出されます。
その最大の特徴は、非常に優れた「持続性(ベースノート)」です。
最初は重厚な木の香りですが、時間が経つほどに体温となじみ、まろやかでクリーミーな甘さへと変化していきます。
■ 専門データから見るサンダルウッド
サンダルウッドの主要成分である「α-サンタロール」と「β-サンタロール」は、全体の90%以上を占めることもあります。
心へのアプローチ:
脳を鎮静させ、過剰な考え事や不安を鎮める作用があると言われています。
自分自身の中心(グラウンディング)を取り戻したい時に最適です。
体へのアプローチ:
伝統的に泌尿器系や呼吸器系のケアに用いられてきました。
また、優れた保湿・抗炎症作用があるため、乾燥やエイジングによる肌トラブルが気になる方にもおすすめの精油です。
■ サロンでの活用法
当サロンでは、サンダルウッドの持つ「呼吸を深くする力」を活かし、お疲れが溜まった方の心身のバランスを整えるブレンドにご提案しています。
「世俗の雑念を払い、静寂な時間を持つ」。
そんな贅沢な癒やしを、サンダルウッドの香りと共にお届けします。
ユーカリの中でも異彩を放つのがユーカリ・シトリオドラ。
レモンのような心地よい香りが特徴で、主成分はユーカリ特有のシネオールではなく、
**シトロネラール(アルデヒド類)**が主体です。
この成分が、炎症・痛み・むくみといった体の不調に非常に優れた働きをもたらします。
学名:Eucalyptus citriodora
科名:フトモモ科
抽出部位:葉
抽出法:水蒸気蒸留法
主成分(目安):
シトロネラール:60〜80%
シトロネロール
イソプレゴール
主な産地:ブラジル、インド、マダガスカル
シトロネラールの香りは、揮発速度が速く、
嗅いだ瞬間に気分をぱっと明るくする特徴があります。
疲労感のリセット
気持ちの切り替え
ストレス性の重だるさ
どこか“風が通るような”軽さが魅力です。
アルデヒド類には炎症を抑える働きがあり、
特にシトロネラールは、次のような不調に適しています。
肩こり
筋肉痛・筋疲労
関節のこわばり
むくみ
虫刺され
日焼け後の火照りのケア
ポイント:
炎症を鎮めながら、リンパの流れを整える働きも期待できます。
トリートメント(1%以下で希釈)
むくみケア
虫除けスプレー
関節ケアブレンド(ラベンダー・ジュニパーと)
心身のリフレッシュ
アルデヒド類は皮膚刺激があるため低濃度必須
敏感肌はさらに希釈
妊娠中は少量使用
目元への使用は避ける
ユーカリの中でも最も“やさしい”タイプとして知られるのがユーカリ・ラディアータ。
同じシネオール系ユーカリでありながら、グロブルスより香りも成分のバランスもマイルド。
そのため、子ども・高齢の方・呼吸が弱い方にも使いやすい精油です。
学名:Eucalyptus radiata
科名:フトモモ科
抽出部位:葉
抽出法:水蒸気蒸留法
主成分(目安):
1,8-シネオール:55〜65%
α-テルピネオール
リモネン
モノテルペン類(グロブルスより少なめ)
主な産地:オーストラリア、南アフリカ
ポイント:
モノテルペン類がグロブルスより少ないため刺激が弱く、
その分「まろやかで優しいユーカリ」になります。
ラディアータは、ミントのような柔らかい爽やかさを持つため、
気持ちを明るくしながら深い呼吸を誘導する働きがあります。
気分転換
ストレスで呼吸が浅いとき
朝のリフレッシュ
集中力アップ
はっきりした清涼感がありながら“角がない香り”が特徴です。
1,8-シネオール系でありながら刺激が弱いため、
呼吸器のケアに非常に使いやすい精油です。
鼻のムズムズ
鼻づまり
喉の乾燥
季節の変わり目の不調
風邪予防のディフューズ
家庭のレギュラー精油としてもおすすめです。
マスクスプレー
朝の芳香浴
子ども向けの弱めディフューズ
風邪予防ブレンド(レモン・ラヴィンツァラと相性◎)
敏感肌の方は希釈をしっかり
乳幼児の直接吸入は避ける
妊娠中は少量に
グロブルスほど強くなく、でもしっかり働いてくれる。
「日常的に使える呼吸ケア精油」として最もバランスの良いユーカリです。
ユーカリ属の中でも最も代表的なユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)。
アボリジニは、葉を傷の手当てや呼吸器の不調に利用し、
その卓越した抗菌・抗ウイルス作用は古くから知られてきました。
特筆すべきは、主成分である**1,8-シネオール(オキサイド類)**の高含有。
この成分が、呼吸機能のサポートに非常に優れた働きをもたらします。
学名:Eucalyptus globulus
科名:フトモモ科
抽出部位:葉
抽出法:水蒸気蒸留法
主成分(目安):
1,8-シネオール:60〜75%
α-ピネン:10〜15%
リモネン:5%前後
主な産地:スペイン、中国、ポルトガル、オーストラリア
1,8-シネオールの清涼感は、脳の覚醒を促しながらも過度な緊張を緩めます。
「ぼんやり」「集中できない」といった状態に、意識をシャキッと整える力があります。
思考のクリアリング
気持ちの切り替え
頭の重だるさの軽減
清涼感の強い香りですが、乱暴に刺激するのではなく、
“余計な情報を一度リセットする”ような働きが特徴です。
1,8-シネオールは、
気道の粘膜をスムーズにし、痰の排出を促し、呼吸を深めることで知られます。
期待される作用:
去痰作用
気管支拡張サポート
抗菌・抗ウイルス作用
空気清浄作用
鼻・喉の不快感の緩和
季節の変わり目、乾燥の季節、空気がこもる冬場など、
一家に一本あると役立つ精油です。
芳香浴(ディフューザー)
蒸気吸入(マグカップ吸入)
風邪予防ブレンド(レモン・ティートリーと)
空気清浄のルームスプレー
6歳以下の使用は注意(1,8-シネオール含有のため)
喘息の方は直接吸入を避け、弱めの芳香浴から
妊娠中は少量使用
グロブルスは、ユーカリの中で最も力強い“呼吸の精油”。
空気の質を変えるような清涼感が、深い呼吸とクリアな意識を取り戻してくれます。
イランイラン(Cananga odorata)は、東南アジアに自生する樹木の花から抽出される精油で、その甘く濃厚なフローラルノートが特徴です。
リラックス系の精油として知られていますが、芳香成分の働きを細かく見ると、自律神経のバランス調整、緊張緩和、ホルモンのゆらぎケアなどに幅広く役立つ、奥行きの深い精油です。
イランイラン精油は、蒸留段階によって「エクストラ」「1st」「2nd」などのグレードに分かれます。特に上質なグレードには、以下のような特徴的な成分が含まれます。
免疫調整作用・抗炎症作用
緊張しやすい神経の過敏状態を和らげる
深いリラクゼーションをもたらすセスキテルペン系
気持ちの高ぶり・イライラ感が強い時に向く
神経系をなだめる香りの要
香りに甘さと丸みを与え、安心感を引き出す
これらの成分が複合的に働き、**「情緒の波を静める」「呼吸が深くなる」「緊張の膜がほどける」**といった体感が得られやすいのがイランイランの大きな魅力です。
イランイランの甘い香りは、交感神経の過緊張をやわらげ、呼吸のリズムを整えます。
とくに、
ストレスが続いて疲れが抜けない
気持ちの波が大きい
不安感が強く胸がザワつく
夜、心が休まらない
と感じる時に、心の緩衝材のように働いてくれます。
「緊張で硬くなっていた心身に、ゆっくり“ゆるむ合図”をくれる香り」とも表現できます。
イランイランには自律神経を整える作用に加え、末梢の血流を穏やかに促す働きがあります。
肩・首・頭まわりの過緊張
浅い呼吸による疲労感
手足の冷え
PMS・月経前のイライラや張り感
など、情緒と身体の緊張がリンクしている不調に向いています。
イランイランの特徴は「華やかさ」と「濃厚さ」。
少量でも強く香るため、ブレンドでは“1滴入れるかどうか”で全体の印象が大きく変わります。
相性がよい精油は、
ベルガモット(軽さをプラス)
ラベンダー(リラックス作用の相乗)
サンダルウッド(甘さを落ち着かせ、深みを出す)
イランイランがしっかり主役になりながらも、心地よくまとまる組み合わせです。
濃厚な香りのため、高濃度での使用は頭痛を引き起こすことがある
妊娠中は少量での使用が安心
敏感肌への高濃度塗布は避ける
適切な濃度で使うと、深いリラックスと情緒の安定をやさしくサポートしてくれます。
イランイランは、単なる「甘い香りのリラックス精油」ではなく、
自律神経・情緒・ホルモンバランスに寄り添うトータルケア精油です。
気持ちの波が大きい時や、心も身体も“ゆるむきっかけ”がほしい日に、特におすすめです。
✴︎アロマの日カウントダウン✴︎
11月3日の「アロマの日」に向けて、 3日間、特別な精油をひとつずつご紹介しています。 深まる秋に寄り添う香りたちを、どうぞお楽しみください。
ローズ・オットー ― 心を満たす香り
ローズ・オットーは、バラの花から水蒸気蒸留で抽出される最も希少な精油で、 “香りの女王”とも称されます。
古来より香水や王侯貴族の儀式に用いられ、心を豊かに満たす存在として知られています。
精油のプロフィール
学名: Rosa damascena
科名: バラ科 抽出部位: 花
抽出法: 水蒸気蒸留法
主な産地: トルコ、ブルガリア、モロッコ
繊細な花びらから少量しか抽出できないため、大変高価ですが、
その香りは深く、幸福感と満足感に満ちています。
心への作用 ― 幸福感と女性性をサポート
ローズ・オットーは、心に安らぎと喜びを与え、 不安や緊張、悲しみをやわらげる作用があります。
また、自己肯定感や女性性を高める香りとしても知られ、
「香り文化の象徴」として、多くの人に愛され続けています。
体への作用 ― ホルモンバランスと血行のサポート
ローズ精油には、ホルモンバランスを整える作用や、血行促進効果もあります。
更年期や月経前の不調、冷えやこわばりへのケアにもおすすめです。
おすすめの使い方
芳香浴: ディフューザーで。特別な日のリラックスに。
トリートメント: キャリアオイルに1滴〜2滴を加えて肩やデコルテに。
アロマバス:少量をオイルに混ぜて湯船に加えると、心と体をやさしく満たします。ブレンド例: ネロリ、ラベンダー、スイートオレンジとの相性が良好。
注意点
・妊娠初期は使用を避けてください。
・肌に塗布する場合は必ず希釈してください。
ローズ・オットーがもたらす“心の満たされ感”
ローズ・オットーは、香りを嗅ぐだけで心が満たされ、幸福感を感じさせてくれます。
忙しい日々の中で、自分を大切にする時間を作りたいとき、 深く豊かな香りが、心と体を包み込むように優しく寄り添います。
――アロマの日、心もからだも、香りとともに満たされるひとときをお楽しみください。
✴︎アロマの日カウントダウン✴︎
11月3日の「アロマの日」に向けて、 3日間、特別な精油をひとつずつご紹介しています。 深まる秋に寄り添う香りたちを、どうぞお楽しみください。
ネロリ ― 心をやわらげる花の香り
ネロリは、ビターオレンジの花から抽出される希少な精油で、 その優雅で甘くほろ苦い香りは、古くから“心を癒す香り”として愛されてきました。
名前の由来は、17世紀のイタリア貴族ネロリ公爵夫人の名前から。
彼女が香水として愛用していたことから「ネロリ」と呼ばれるようになりました。
精油のプロフィール
学名: Citrus aurantium var. amara
科名: ミカン科
抽出部位: 花
抽出法: 水蒸気蒸留法
主な産地: モロッコ、チュニジア、エジプトなど
ビターオレンジの花から丁寧に蒸留されるネロリ精油は、 希少で高価ですが、その香りは深く心に届きます。
心への作用 ― 不安や緊張をやわらげる
ネロリには、自律神経を整え、心の緊張をやわらげる作用があります。
ストレスや疲れで心が重くなるとき、そっと寄り添い、穏やかな安心感をもたらします。
眠れない夜や気持ちがざわつくときにもおすすめ。
深呼吸とともに香りを嗅ぐだけで、心が落ち着き、優しい気持ちに包まれます。
体への作用 ― ホルモンや循環をサポート
ネロリ精油は、ホルモンバランスを整える働きが知られています。 更年期や月経前の不調、情緒の揺らぎにも寄り添い、 からだのめぐりや疲労感の軽減にも役立ちます。
おすすめの使い方
芳香浴: ディフューザーで。リラックスしたい夜や朝の目覚めに。
トリートメント: ホホバオイル10mlに1滴〜2滴をブレンドし、手首や肩などに。
アロマバス: キャリアオイルに混ぜて湯船に加えると心と体をやさしく包みます。
ブレンド例:ラベンダー、ローズ、スイートオレンジとの相性が良好。注意点
・妊娠初期の使用は避けてください。
・肌に直接塗布する場合は希釈を必ず行ってください。
ネロリがもたらす“心のやわらぎ”
ネロリの香りは、忙しい日常の中でも心をそっとほぐしてくれます。
「大丈夫、少し休もう」と語りかけてくれるような優しさがあります。
香りが心の深くに届き、やわらかな安心感を与えてくれる
―― ネロリは、心を解きほぐす“花の精油”です。
✴︎アロマの日カウントダウン✴︎
11月3日の「アロマの日」に向けて、 今日から3日間、特別な精油をひとつずつご紹介していきます。 深まる秋に寄り添う香りたちを、どうぞお楽しみください。
マジョラム ― やさしく包み込む、心と体の温もり
古代ギリシャでは「幸福のハーブ」として花嫁の冠にも使われたマジョラム。
その名は “joy of the mountains(山の喜び)” に由来すると言われています。
ハーブらしいやわらかな香りの中に、どこか甘く温かみを感じるこの精油は、 冷えや緊張、心のこわばりをやさしくほどいてくれる存在です。
精油のプロフィール
学名: Origanum majorana
科名: シソ科
抽出部位: 花と葉
抽出法: 水蒸気蒸留法
主な産地: エジプト、フランス、スペインなど
地中海沿岸に自生する多年草で、温暖な風と太陽のもとで香り高く育ちます。
見た目は控えめながら、その精油には「深い安心感」と「体を温める力」が宿っています。
心への作用 ― 不安や緊張をやさしく解きほぐす
マジョラムは、神経の高ぶりを鎮め、心を落ち着かせる作用が知られています。
過度なストレス、孤独感、悲しみなどで心が疲れたとき、 まるで温かな毛布に包まれるような安心感をもたらします。
眠れない夜、考えすぎてしまうときにもおすすめです。
副交感神経を優位にし、自然な眠りへと導いてくれます。
体への作用 ― 巡りを助け、こわばりを緩める
マジョラム精油には、血行を促進し、体を内側から温める作用があります。
特に冷えによる肩こり・生理痛・筋肉のこわばりなどのケアに効果的です。
また、自律神経のバランスを整える働きもあるため、 更年期や月経前の不調、情緒の揺らぎにもやさしく寄り添ってくれます。
おすすめの使い方
芳香浴: 寝る前にディフューザーで。心地よい眠りをサポート。
トリートメント: ホホバオイル10mlに1〜2滴をブレンドし、肩やお腹をやさしくマッサージ。
アロマバス: キャリアオイルに混ぜてお湯に加え、全身をじんわり温めて。
ブレンド例: ラベンダー、スイートオレンジ、クラリセージなどとの相性が良好。
注意点
・妊娠初期の使用は避けてください。
・血圧を下げる作用があるため、低血圧の方は少量から様子を見て使用を。
・鎮静作用が強いため、集中が必要な作業前の使用は控えめに。
マジョラムがもたらす“ぬくもりの記憶”
忙しい毎日の中で、私たちは知らず知らずのうちに心と体を固くしてしまいます。
マジョラムの香りは、そんな緊張をそっとゆるめ、
「大丈夫、焦らなくていいよ」と語りかけてくれるような優しさがあります。
冷えた体に血がめぐるように、 香りが心にぬくもりを取り戻してくれる
―― マジョラムは、心身を温め、やさしい眠りへと導く“癒しの精油”です。
🕊️明日は、心をやわらげる花の香り「ネロリ」をご紹介します。
古代エジプトの神殿で焚かれ、聖書にも登場する「フランキンセンス(乳香)」。
その名は「真の香り(franc encens)」に由来すると言われています。
心を鎮め、深い呼吸を促すその香りは、今なお“神聖な精油”として世界中で愛されています。
精油のプロフィール
* 学名:Boswellia carterii(または Boswellia sacra)
* 科名:カンラン科
* 抽出部位:樹脂
* 抽出法:水蒸気蒸留法
* 主な産地:ソマリア、オマーン、エチオピアなど
フランキンセンスの樹木に傷をつけると、乳白色の樹脂がゆっくりと滲み出します。
それを乾燥させたものが「乳香」と呼ばれる天然樹脂。
その樹脂から丁寧に蒸留して得られる精油は、古代から現代に至るまで、人々の心に“祈り”のような静けさをもたらしてきました。
心への作用 ― 深呼吸と心の静寂を取り戻す
フランキンセンスの香りは、心を穏やかに鎮めながらも、意識をクリアに導きます。
不安や緊張、過去への執着で心が落ち着かないときに、呼吸を深め、心のざわめきを静かに整えてくれる香りです。
瞑想やヨガ、就寝前のリラックスタイムにも最適で、
「香りを吸い込むだけで、胸の奥に静けさが広がる」ような深い安堵を感じる方も多いでしょう。
体への作用 ― 呼吸とお肌のサポートに
* 呼吸器系の不調をやわらげ、呼吸を深める作用
* 免疫をサポートし、風邪や喉の不快感のケアに
* 細胞の再生を助け、エイジングケアに適したスキンケア効果
お肌への働きも注目されています。
フランキンセンスは、乾燥・たるみ・小じわなどの年齢サインに対して、
肌のキメを整え、うるおいを保ちながらハリを与える作用があります。
おすすめの使い方
* 芳香浴:深いリラックスや瞑想の時間に。
* フェイシャルケア:ホホバオイル10mlに1滴をブレンドし、夜のスキンケアに。
* アロマバス:無水エタノールやキャリアオイルに混ぜてお風呂に。静かな時間に包まれながら心身をリセット。
* 呼吸サポート:ユーカリやラベンダーとのブレンドもおすすめ。
注意点
・妊娠初期の使用は控えてください。
・樹脂系精油のため、精油が濃い場合は肌への直接使用に注意。
フランキンセンスがもたらす“内なる静けさ”
現代のように情報があふれ、心が常に動き続ける時代だからこそ、
フランキンセンスの香りは“静けさ”を思い出させてくれます。
呼吸が深まり、心が静まると、人は自然と本来のバランスを取り戻します。
それはまるで、忙しさの中で見失いがちな“自分の軸”を取り戻すような感覚。
ゆっくりと香りを吸い込みながら、内なる穏やかさを感じてみてください。
Botanical Time
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所在地 :大阪府吹田市江坂町1-23-32 リバーボール江坂603
営業時間:10:00〜24:00
定休日 :不定休