今日は主なアレルギーについてご紹介します。
1.食物アレルギー
食物アレルギーは、特定の食物を食べた時に身体を守る免疫システムが過敏に働く事によって起こります。
最も頻度の高い症状は皮膚の痒みやじんましん、湿疹などで全体の9割弱を占めますが、目や喉、消化器、鼻、気管支や肺、循環器などにも症状が出ることがあります。
時には、ショック症状を起こす事もあります。
違和感がある場合は、それ以上食べないようにしましょう。
2.アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、痒みを伴う湿疹が皮膚に繰り返し何度も現れる慢性の病気です。アトピー(アレルギー)体質の人に多く見られ、約8割は5歳までに症状が表れます。
アトピー性皮膚炎の肌はバリア機能が弱いため乾燥肌になりがちです。
外界からの刺激に対して抵抗力が弱まり、殺菌やウイルス感染を起こしやすくなるので、しっかりと保湿をすることが大切です。
痒みを引き起こす刺激物質は埃や動物の毛、石けんや発汗など多岐にわたります。
3.花粉症
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒み、充血など、花粉を原因として引き起こされる様々なアレルギー症状を花粉症と呼びます。
花粉症がどんな人に起き、いつ発病するのかは、現在のところ不明です。
例えば、スギ花粉などの異物が身体に入ることで作られる抗体は、花粉との接触が繰り返されるうちに体内に蓄積されていきます。そして抗体の許容量を超えた場合に花粉症を発症するという考え方もあります。
ある種の果物を食べると口の中に反応が出るのは「口腔アレルギー 症候群」と呼ばれます。
実はこれが花粉症と関係します。
スギやヒノキの花粉症の人がトマトを食べると口の中がヒリヒリしたり、ブタクサなどの秋花粉の人がメロンに反応したりすることがあります。
このような反応が出る場合は、食べないようにしましょう。
★花粉症の人が注意したい食物★
スギ、ヒノキ・・・トマト
ハンノキ、シラカンバ・・・リンゴ、桃、大豆(豆乳)など
オオアワガエリ、カモガヤ・・・メロン、スイカ、キウイなど
ヨモギ・・・セロリ、ニンジンなど
ブタクサ・・・メロン、スイカなど
口腔アレルギー症候群は花粉症でない人も起こります。
ゴム手袋(ラテックス)過敏症のある人、アトピー性皮膚炎やぜんそくのある人などにも起こる場合があるそうです。
Botanical Time
お問い合わせは、WEBフォームにて受け付けております。
所在地 :大阪府吹田市江坂町1-23-32 リバーボール江坂603
営業時間:10:00〜24:00
定休日 :不定休