アロマのコラムはもちろん、私たちの心と体について、解剖学や健康学、女性学を絡めた豆知識も紹介していきたいと思います
ランチの後、電車の中など、少しの時間でさっと読めるものにしますので、時々、チェックしてみて下さいね
こんにちは!江坂にあるリラクゼーションサロン ボタニカルタイムです。
開催中のキャンペーン「ボタニカルタイムでアロマを始める!」に合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介しています。
これまでは、アロマセラピーで扱う精油の製造法や選び方、その薬理作用をお伝えしてきました。
その精油を正しく安全に使ってもらうために、今日は「アロマテラピーの注意事項」について書きます。
<原液を飲まない、直接肌に付けない>
精油には植物の有効成分が高濃度で含まれています。
原液は刺激が強いため、希釈(薄める)して使用するようにしましょう。
誤って、精油の原液が皮膚についたり、口に含んだりした場合は、すぐに清潔な流水で洗います。
違和感がある場合は、医師の診察を受けて下さい。
<妊娠中は特に気をつけましょう>
精油の中には、通経作用(月経を促す)、子宮収縮作用、女性ホルモン様、神経毒性、流産誘発作用を持つものがあります。
妊娠中の方の使用は、安定期(妊娠5ヶ月ぐらい)までは、芳香浴のみに留めます。
芳香浴で使用する場合も、濃度を通常の半分以下にして、気分が悪くなったら使用を中止しましょう。
安定期に入ってからも、芳香浴以外で使用する場合は、各精油の禁忌事項を考慮して慎重に使いましょう。
<お年寄り、既往歴のある人>
お年寄りや敏感な体質の方は、どのような使用法でも、まずは通常の半分以下の濃度で試してみましょう。
そして、不快感などがあった場合は、アロマセラピーは避けた方がいいと思います。
また、特定の病気がある場合は、専門医の指導に従って精油を使いましょう。
癲癇、高血圧、糖尿病、肝臓疾患、腎臓疾患などの持病のある場合は、避けた方が良い精油や利用方法があるので、各精油の毒性などに十分注意しながら行いましょう。
<乳幼児に対する注意>
3歳未満の乳幼児は芳香浴のみ、3歳以上の子供は体重を考慮し、成人の使用量の10分の1程度から始め、多くても2分の1程度にしましょう。
使用にあったても十分に注意しましょう。
<柑橘系は直射日光を避ける>
光毒性成分(フロクマリン類)の入った精油を肌に湿布した後は、約12時間は紫外線を避けましょう。
<保管場所、使用期限には気をつけましょう>
精油は高温多湿を嫌うため、遮光瓶に入れてしっかり蓋を締め、立てた状態で冷暗所に保管しましょう。
開封後は1年以内(柑橘系は半年以内)を目安に使い切る様にしましょう。
間違って飲んだりしないように、子供やペットの手の届かない場所に保管しましょう。
<火のそばに置かない>
精油は可燃性で、燃えやすい性質があるため、火のそばに置かないようにしましょう。
<劣化した精油や植物油は肌に使用しない>
酸化した精油や植物油は皮膚感作の原因になりますので、肌には使用しないようにしましょう。
<同じ精油を長期間、多量に使わないようにしましょう>
同じ精油を長期間、多量に用いると、効果が薄れたり、特定の臓器を刺激したりする可能性がありますので、2週間くらいを目安に種類を変える方がよいでしょう。
いかがでしたか?
これまでのブログを読んでいただいてた方は、よく理解できたのではないでしょうか?
まとめのような感じになりましたよね。
ここで、「アロマセラピーと精油」については、一区切りという感じでしょうか。
今後は、もう少し深く踏み込んだ「アロマセラピー」についてお伝えできればと思います。
精油パワー総まとめ◎おすすめメニューはこれ!
最近よく聞くけど、「アロマ」って何?
興味はあるけど、何をどう始めたらいいの?
ボタニカルタイムでは、そんな方にピッタリなキャンペーンを開催しています。(1月末まで)
サロンには、アロマセラピーについての説明や利用方法を載せたリーフレットなどを用意していますので、是非、お持ち帰り下さい。
お悩み別のおすすめレシピもあります!
大野かつみ
リラクゼーションサロン ボタニカルタイム
大阪府吹田市江坂町1-23-32リバーボール江坂603
アクセス:大阪市営地下鉄 御堂筋線 江坂駅より徒歩30秒
電話番号:06-6155-9490
営業時間:10:00〜22:00
定休日 :月曜日(祝日は営業します)
こんにちは!江坂にあるリラクゼーションサロン ボタニカルタイムです。
開催中のキャンペーン「ボタニカルタイムでアロマを始める!」に合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介しています。
これまでは、アロマセラピーで扱う精油の製造法や選び方、その薬理作用をお伝えしてきました。
今日は、「精油の安全性」について書きます。
精油は私たちに有益なものですが、間違った方法で使用すると「危険因子」となり得ます。
精油を安全に使用するためにも、側面ともいえる「毒性」をきちんと理解しましょう。
特に、以下の2つは毒性を出す要因となりますので、注意しましょう。
・多量摂取(体への塗布2%濃度以下、顔へは0.5%濃度以下にしましょう)
・単一の精油の長期連続使用(数種類の精油をブレンドするのをお勧めします)
<経口毒性>
内服することにより、消化器系から吸収された精油成分が、消化器系の粘膜に刺激を与える可能性があります。
また、体内を循環した精油成分が、肝臓や腎臓で解毒する際に毒性を出す場合があります。
内服の場合、摂取した成分のほぼ100%が吸収されるので、経皮毒性よりも毒性が高くなります。
フランスではドクターの指示のもと内服がされていたりしますが、安全性を考えると飲用するべきではないと思います。
<経皮毒性>
トリートメントなどで皮膚に塗布した場合、一部の精油成分は皮膚表面から浸透して血液の中に入り、体内に循環して経口毒性と同じ作用を示します。
<皮膚刺激・粘膜刺激>
皮膚表面や粘膜組織(目、耳、鼻、口、肛門、生殖器系)から浸透した成分が、皮膚組織や抹消血管に直接刺激を起こし皮膚や粘膜に炎症やかゆみを生じさせます。
皮膚刺激を起こしやすい成分(フェノール類、アルデヒド類)を含む精油を使用する時は、低濃度で使うようにしましょう。
<皮膚感作>
免疫機能に基づくアレルギー反応です。
精油成分の中には感作を出しやすい成分(アルデヒド類など)もあり、それらを含む精油は特に注意が必要です。
また、極めて長期の使用によって稀に皮膚感作を出すものとしてカモミール・ジャーマン、ラベンダー、メリッサ、ペパーミントなどがあります。
一方、光の存在があって同じような炎症を起こす反応を光感作と言います。
<光毒性>
アロマトリートメント等で、皮膚に塗布された状態で日光などの強い紫外線を浴びると、精油成分と紫外線が反応し、紅斑、色素沈着を起こす場合があります。
光毒性をおこす代表的な精油は、以下のとおりです。
・ベルガモット
・レモン
・ビターオレンジ
・グレープフルーツ
・アンジェリカ
・バーベナ
これらの精油を皮膚に使用した場合は、12時間以上紫外線を避けて下さい。
<神経毒性>
精油に含まれる成分の中で、ケトン類は中枢神経などの神経組織を刺激し、鎮痙や意識障害を誘発する場合がありますので、使用濃度に注意が必要です。
癲癇や高血圧の方への使用は避けましょう。
いかがでしたか?
私はアロマスクールでこれを習った時、「何も知らないで精油を使うのは怖い」と思いました。
フェノール類とかケトン類とか、少し聞きなれないワードがありましたが、これについては、今後「精油の化学」として、詳しくご紹介したいと思います。
次回は、「アロマセラピーの注意事項」をお伝えしたいと思います。
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前回は、精油の「心身への薬理作用」をご紹介しましたので、
今日は、「皮膚への薬理作用」にはどんなものがあるのかをご紹介したいと思います。
作用の名前が堅苦しく、わかりにくいものが多いので、説明をつけます。
参考にして下さい。
<皮膚への作用>
収斂・・・皮膚を引き締めます。(アストリンゼント作用)
保湿・・・皮膚に潤いを与え、乾燥を防ぎます。(モイスチャー作用)
皮膚軟化・・・皮膚をやわらかくします。(エモリエント作用)
抗炎症・・・炎症を抑えます。
抗アレルギー・・・アレルギー症状を緩和させます。
瘢痕(はんこん)形成・・・傷や潰瘍、やけどなどが治ったあとの瘢痕組織の形成を促します。
殺菌・・・バクテリアなどの菌を殺します。
抗菌・・・細菌の繁殖を抑えます。
抗真菌・・・真菌<カビ>の繁殖を抑えます。
抗ウイルス・・・ウイルスの増殖を抑えます。
消毒・・・組織の変性を防ぎ、感染を抑えたり止めたりします。
殺虫、虫除け・・・虫を殺したり、除けたりします。
精油によって成分が違うので、その作用も様々です。
精油があればお肌のトラブルも解決しそうに思うかもしれませんが、そうではありません。
成分によっては良くない影響があることもありますので、注意事項を守り安全に使って頂きたいと思います。
今後は、精油の安全性、精油を扱う上での注意点や扱い方をご紹介したいと思います。
特に、これからアロマテラピーを始めようとされている方には、読んで頂きたいと思います。
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開催中のキャンペーン「ボタニカルタイムでアロマを始める!」に合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介しています。
今日は、精油の「心身への薬理作用」にはどんなものがあるのかをご紹介したいと思います。
作用の名前が堅苦しく、わかりにくいものが多いので、説明をつけます。
参考にして下さい。
<心身への作用>
鎮静・・・神経系を鎮静し、心と身体の働きをリラックスさせます。
鎮痛・・・各種の痛みを和らげます。
鎮痙(ちんけい)・・・筋肉の緊張を緩めます。
消化、食欲促進・・・胃腸の消化活動を高めたり、食欲を増進させます。
健胃・・・胃の働きを良くします。
ホルモン調整作用・・・ホルモン分泌を調整します。
通経・・・月経を促し、これを規則的にします
刺激・・・心や身体の活動を刺激し、高めます。
強壮・・・身体の各部や全身の働きを活性化し、強化させます。
免疫賦活(めんえきふかつ)・・・免疫の働きを強め、活性化します。
血液循環促進・・・抹消血管を拡張し、血流を促します。
利尿・・・尿の排泄を促進します。
去痰・・・痰を溶かし、排出させやすくします。
抗うつ・・・抑うつを緩和させます。
神経バランス調整・・・交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
精油によって成分が違うので、その作用も様々ですが、こんなにも様々な作用が精油にはあるんですね。
精油があれば、どんな不調も良くなるように思うかもしれませんが、そうではありません。
成分によっては良くない影響がでることもあります。
そういった精油の安全性については後日、ご紹介しますので、ご自宅で精油を扱われる時には注意事項を守って安全に使ってくださいね。
次は、精油の「皮膚への薬理作用」をご紹介したいと思います。
精油の心身への薬理作用を体験◎おすすめメニューはこれ!
最近よく聞くけど、「アロマ」って何?
興味はあるけど、何をどう始めたらいいの?
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開催中のキャンペーン「ボタニカルタイムでアロマを始める!」に合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介しています。
前回は「オーガニック」の利点について書きました。
今日は、実際のところ、オーガニック商品はどうなのか、少しみていきます。
<オーガニックコットン>
オーガニックには、オーガニックファンデーション、オーガニックコーヒー・・など様々な商品が存在しますが、その中でもオーガニックコットンを広げる動きがとても活発化しています。
これは、コットンを栽培する際に、農薬が大量に使われる背景があります。
コットンの畑の面積は地球上にある農地(牧草地を含む)の中で、わずか1%に未満です。
しかし、殺虫剤などの使用量は、全世界で使われる量の約1/4が使われています。
農薬を使用すると、化学物質が土を汚染するだけでなく、土に染み込み、その土に住んでいた微生物にまで被害を及ぼします。
そこの水を飲んだ人たちは健康被害を受けます。
更に、コットンの生産地は発展途上国に多く、貧しい農民達は農薬を買うために借金を背負うなどで多くの人が苦しんでいます。
オーガニックコットンの農法は、農地の環境や生態系、そこで働く人たちの健康や労働環境を守る、理想的な栽培方法なのです。
そして、そのような環境で育てられたオーガニックコットンは天然の油分を保ち、繊維の状態が正常なため、洗濯しても繊維に弾力性があり、肌触りがやさしいのが特徴です。
肌触りのよさと化学的なものを含まないので、小さなお子様や肌の弱い方に選ばれています。
<オーガニックコスメ>
オーガニックコスメは肌にも優しいイメージですが、必ずしもそうとは限りません。
天然のものは、逆にアレルギーを引き起こしたり、刺激が強いものも存在します。
超敏感肌の人がコスメを選ぶときには、オーガニックコスメより、無添加の商品がいいかもしれません。
オーガニックは自然のものであって、アレルギーや刺激が少ないことを売りにしたものではないからです。
精油にもオーガニックのものがたくさんありますが、刺激が強く、注意が必要なものが何種類もあります。
一種類でもオーガニック成分を使っていると、「オーガニック成分配合」となります。
嘘ではありませんよね。それ以外の成分は全て合成の化学物質でできていたとしても。
やたらオーガニックを強調している商品が多いので、よく見極めて購入して下さいね。
<オーガニック食品>
オーガニック食料品の栄養価については、それほど普通のものとは変わらないと言われています。
ミネラルなどの一部の栄養素は高くなるとも言われていますが、それも生産地や種類によって異なるはずです。
オーガニックだからといって、必ず栄養価が高い、ということにはつながらない場合が多いようです。
<オーガニック認証>
オーガニックの認定があるからといって、全てが私たちが通常想像する通りな安全・安心が保証されている訳ではありません。
これもどの認定機関に認められているかによりますが、例えば、JASのオーガニック認定では、ある決まった農薬(31種類)であれば使うことを許可しています。
それらは人に害が少ないものであるとは思いますが、そうなると、JASの認定マークがついていても、農薬が使われているかもしれないのです。
そういった抜け道は常に存在すると考えられます。
<ボタニカルタイムのオーガニック>
ボタニカルタイムで使うタオルは全てオーガニックコットン100%です。
それは、メンタルケアが必要な方はお肌も弱っていることが多く、少しでもお肌に優しいものを選んだところ、オーガニックコットンにたどり着きました。
実際、お客様の評判もよく、オーガニックコットンを選んで良かったなと感じています。
また、精油や化粧品についてもオーガニックを取り入れています。
精油は飲んだりしませんので、体に与える影響は少なく、オーガニックにこだわる必要はないと考えていますが、タオルと同じ理由で、お肌が弱っている方のトリートメントには、なるべくオーガニックを使うようにしています。
お客様の希望でオーガニックだけを使うときもあります。
また、お顔はデリケートですので、フェイシャルで使う化粧品は、全てオーガニックを使うようにしています。
やたらと聞くようになった「オーガニック」ですが、自分で見極め、納得して生活に取り入れたいですね。
オーガニック商品を選ぶ時の参考にして下さい。
精油の話から少しずれてしまいましたが、次からは精油の薬理作用についてご紹介しようと思います。
オーガニック化粧品を満喫◎おすすめメニューはこれ!
最近よく聞くけど、「アロマ」って何?
興味はあるけど、何をどう始めたらいいの?
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開催中のキャンペーン「ボタニカルタイムでアロマを始める!」に合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介しています。
前回は、精油の選び方について書きました。
精油を選ぶ時に「オーガニック」と記載のあるものがありますよね。
なんとなく「いい!」というイメージがあると思いますが、本当はどうなのでしょうか?
今日は、「オーガニック」について触れてみたいと思います。
<オーガニックとは>
オーガニックとは、有機栽培、有機農法のことです。
化学肥料や化学合成農薬を使わずに育てられた作物や畜産物、それらを使用した加工品に対して使われます。
しかし、「オーガニック」を名乗るには、その土壌で2,3年前から化学肥料を使ってないこと、遺伝子組み換えの種は使用しない、畜産物の場合は飼料も有機であること、など、様々な基準をクリアする必要があります。
オーガニック認定機関によって定義は異なりますが、どれも共通して言えることは、化学的なものをできるだけ使わず、環境負荷をより少なくし、自然を大切にし、それが私たちの安全・健康増進にも繋がるような考えを持っていることです。
<環境にいいオーガニック>
認定機関によりますが、基本的にオーガニックの作物を作るのには、その土壌で2〜3年前から、化学肥料などを使ってはいけません。
種や苗も有機栽培で作られたものを使用し、遺伝子組み換えのものは使いません。
畜産物に対しては、有機栽培で作られた飼料をあげ、ストレスなく育てられるようにします。
こうした基準をクリアして作られる農作物、畜産物は、植物や動物、昆虫といった生態系にも優しいということであり、自然のままの健全な食物連鎖に繋がります。
オーガニックは、ただ化学肥料を使わずにできた体に優しいものだけではなく、環境を好循環に導く考え方なのです。
<私たちの体にいいオーガニック>
化学肥料や農薬を使わないオーガニックの原料は、私たちを有害な化学物質から遠ざけてくれます。
畜産物に、抗生物質を与えないと定められているケースもあり、それは抗生物質耐性から私たちを守りますし、遺伝子組み換えの原料も避けることができます。
化学的なものを使わずに、自然本来のままの土や原料を使って育った農作物は、自然のエネルギーを多く含みます。
オーガニックコスメは、化学物質には頼らず素材そのものの効能により人間が本来持つ自然治癒力を高めつつお肌をケアするのが目的で、お肌への刺激が少ないのが特徴です。
合成香料を禁止されているものも多く、香りからもリラックスなどの効果が得られます。
ここまでは、オーガニックの利点を書きました。
オーガニックを積極的に取り入れて、地球環境も良くしよう!って思いました。
しかし、「オーガニックだから良い」という単純な考えでいいのでしょうか?
もう少し、オーガニックについてみていきましょう。
次は、実際のところ「オーガニック」の商品はどうなのかをみていきたいと思います。
オーガニック精油を体験◎おすすめメニューはこれ!
最近よく聞くけど、「アロマ」って何?
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これまで、アロマセラピーと精油の関係や精油の製造方法をご紹介してきました。
今日は、「精油の選び方」について書きたいと思います。
<精油の表示>
精油を購入する前に、精油の表示事項を確認しましょう。
精油のもととなる植物には「学名」があります。
その学名が精油にも記されているはずです。
まずは、これが記載されているものを選びましょう。
学名とは、リンネという人が体系化した二名法に基づき、属名と種小名から構成されています。
主にラテン語で命名され、植物の場合は、植物命名規則によって規定されています。
アロマセラピー用に製造されたものには、品名や通称名(例えば「ラベンダー」「オレンジ」などの一般に使われている名前)に併記して、ラテン語の学名(「Lavendula angustifolia」「Citrus sinensis」など)が必ず書かれています。
ラベンダーの学名「Lavendula angustifolia」の「Lavendula」が属名、「angustifolia」が種小名となります。
ラワンデュラ属 アングスティフォリア種 という事です。
精油には以下のような製品情報があります。
これらの表示があるかどうかも、選ぶときのポイントになるでしょう。
1.ブランド名
2.品名(精油の名前・通称)
3.学名
4.抽出部位
5.抽出方法
6.生産国(生産地)または原産国(原産地)
7.内容量
8.発売元または輸入元
<精油の容器>
精油は1滴ずつ落として使いますので、ドロッパー(中栓)がついているものがおすすめです。
また、精油は光や熱によって劣化するので、遮光瓶に入っているものが良いです。
<精油の香り>
必ず好きな香り、心地いいと感じる香りを選んで下さい。
「不眠にいい」「肩こりに効く」などの作用だけを重視して、嫌いな香りを選ぶのはやめて下さいね。
心地いいなあと思う香りは、今、あなたが必要としている香りだと私は思います。
ボタニカルタイムでは、お客様と一緒に使用する精油を選びます。
香りの好き嫌いで選んでもらったはずなのに、結局、そのお客様の不調に役立つ精油を選ばれていることが多いです。
嗅覚や体が教えてくれているんですね。
その声に耳を傾ける時間を、少しでもいいので作りませんか?
次は、精油でも見かける「オーガニック」について触れてみたいと思います。
体の声に耳を傾ける時間◎おすすめメニューはこれ!
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今日は植物と精油の関係について書きたいと思います。
<植物はなぜ香りを放つのか?>
植物はなぜ香り(芳香物質)を分泌してるのでしょうか?
自分の身を守るためと、子孫を残すためだといわれています。
植物は、動物と違って、自分でその場から移動することができませんから、外敵が来ても逃げずにその場で生きていくしかありません。
そこで、植物は芳香物質という武器に、自己防衛と子孫繁栄の為に役立てているのです。
科学的に全てが明らかになっている訳ではありませんが、以下のようなことが分かってきています。
(1)誘引効果
子孫繁栄の為に、自ら移動することが出来ない植物は、香りを放って昆虫や鳥を引き寄せて、遠くへ種子を運んでもらったりしています。
(2)忌避効果
自己防衛の為に、昆虫や動物などの外敵に食べられないように、苦手とされる香りを放ちます。
(3)抗真菌効果、抗菌効果
カビや有害な菌が植物に発生するのを防ぎます。
その他にも、次のような役割があると考えられています。
・他の植物の発芽や成長を抑制し、自分の身を守る。
・芳香物質を蒸発させて、暑さから身を守る。
・人間のホルモンのような情報伝達を担う働きをする。
<精油は植物のどこにあるのか?>
精油は、植物全体に均一に含まれている訳ではありません。
特定の細胞で作られ、「油胞」という小さな袋に蓄えられています。
柑橘系の油胞は果皮の近くにあります。
ミントなどのシソ科は葉の表面にありますから、手で葉を触ると香りがしますよね。
油胞が砕けるからです。
このように植物によって部位は様々なので、精油の抽出部位も植物によって違うのです。
移動できなくても、たくましく生きていく植物の芳香物質のパワーって、すごいと思いませんか?
アロマセラピーは、この植物の力を借りて、自然治癒力を引き出していく自然療法なのです。
次は、正しい精油の選び方などをご紹介したいと思います。
芳香物質パワーを感じる◎おすすめメニューはこれ!
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今日は精油の製造法の1つ「超臨界流体抽出法」ついて書きたいと思います。
<超臨界流体抽出法>
超臨界流体抽出法は、二酸化炭素のように、常温では気体で、圧力をかけると液体化する溶剤を使い、低温での抽出を可能にした方法です。
二酸化炭素などに高圧力を加えて、液体と気体の間くらいの超臨界状態にします。
この超臨界状態の流体は気体と液体の両方の性質を持つため、原料となる植物によく浸透・拡散して芳香成分を取り込むことができます。
香りが強く吸収されるのです。
最終的にその二酸化炭素を気体化させて精油だけを残します。
超臨界流体抽出法では、製造過程で芳香成分が変化しないため、植物そのものに近い香りを得ることができます。
1970年代に開発されたこの方法は溶剤の残留がなく、成分のほとんどが抽出できるため、とっても良い抽出法だと思うのですが、設備費用が高額なため、あまり一般的ではありません。
この方法で抽出された精油はエキストラクトと呼ばれています。
今回で「精油の製造法」のご紹介は最後になります。
代表的な抽出法「水蒸気蒸留法」「圧搾法」「油脂吸着法」「揮発性有機溶剤抽出法」「超臨界流体抽出法」をご紹介しましたので、精油選びの参考になさって下さい。
このようにして製造される精油を上手く安全に使いたいですよね。
次からは、「精油」の薬理作用や安全性、正しい精油の選び方などをご紹介していきたいと思います。
精油の香りを楽しむ◎おすすめメニューはこれ!
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今日は精油の製造法の1つ「揮発性有機溶剤抽出法」ついて書きたいと思います。
「水蒸気蒸留法」と違い、油脂や溶剤を使った抽出法は、原料や精油成分が水や高熱にさらされないので、デリケートな香り(ジャスミン、ローズなど)を抽出する時に用いられる方法です。
製造の過程で使用した溶剤が微量に残留するため、この方法で得た成分のことを「精油」ではなく「アブソリュート(Abs.)」といい、天然100%の精油と区別しています。
前回の油脂を使った抽出法に続き、今回は溶剤を使った抽出法を説明します。
<揮発性有機溶剤抽出法>
揮発性有機溶剤抽出法は、石油エーテル、ヘキサンなどの揮発性の有機溶剤を用いて精油を抽出する方法です。
油脂吸着法に変わって利用され始めた方法です。
溶剤釜に芳香植物を入れ、常温で溶剤に芳香成分を溶かし出します。
植物の中には天然のワックス成分があり、これも芳香成分と一緒に溶け出てきます。
その後、芳香植物と溶剤を取り除くと、固形ワックス状になります。
これをコンクリート(芳香成分:60%、ワックス成分など40%)と呼びます。
ここからエチルアルコールで芳香成分を溶かし出し、ワックス成分などを分離した後、エチルアルコールを除いて得たものをアブソリュート(Abs.)と呼びます。
ただ、アブソリュートには、溶剤が微量に残留するため、トリートメントやスキンケアに使用する場合は注意が必要です。
特に、化学的な薬品に反応する体質の方には注意が必要です。
また、ベンゾインなどの樹脂性の物質の場合は、抽出した精油をレジノイド(REG.)といいます。
ローズには水蒸気蒸留法で抽出される精油「ローズ・オットー」と、溶剤抽出法で抽出される精油「ローズ・アブソリュート」がありますが、香りのみを比較した場合は、「ローズ・アブソリュート」のほうが、しっかりと強い香りがするように思います。
次回は、「超臨界流体抽出法」をご紹介したいと思います。
「精油の製造法」のご紹介の最後となります。
デリケートな香りを楽しむ◎おすすめメニューはこれ!
最近よく聞くけど、「アロマ」って何?
興味はあるけど、何をどう始めたらいいの?
ボタニカルタイムでは、そんな方にピッタリなキャンペーンを開催しています。(1月末まで)
サロンには、アロマセラピーについての説明や利用方法を載せたリーフレットなどを用意していますので、是非、お持ち帰り下さい。
お悩み別のおすすめレシピもあります!
大野かつみ
リラクゼーションサロン ボタニカルタイム
大阪府吹田市江坂町1-23-32リバーボール江坂603
アクセス:大阪市営地下鉄 御堂筋線 江坂駅より徒歩30秒
電話番号:06-6155-9490
営業時間:10:00〜22:00
定休日 :月曜日(祝日は営業します)
こんにちは!江坂にあるリラクゼーションサロン ボタニカルタイムです。
開催中のキャンペーン「ボタニカルタイムでアロマを始める!」に合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介しています。
今日は精油の製造法の1つ「油脂を使った抽出法」ついて書きたいと思います。
「水蒸気蒸留法」と違い、油脂や溶剤を使った抽出法は、原料や精油成分が水や高熱にさらされないので、デリケートな香り(ジャスミン、ローズなど)を抽出する時に用いられる方法です。
製造の過程で使用した溶剤が微量に残留するため、この方法で得た成分のことを「精油」ではなく「アブソリュート(Abs.)」といい、天然100%の精油と区別しています。
まずは、油脂を使った抽出法を説明します。
<油脂吸着法>
油脂吸着法は、高温に弱い精油成分を壊さずに、繊細な香りを抽出できる方法です。
香料をたくさん生産し、香りの町といわれるフランスのグラース地方では、よく行われていましたが、製造コストが高いため、現在ではほとんど行われていません。
ジャスミン、ローズなどの繊細な香りを持つ花から精油を抽出する伝統的な方法です。
ガラス板などのプレートに油脂(牛脂や豚脂)を塗り広げ、それに原料となる植物を敷き詰めます。
何度も原料を取り替えながら、香りを移していき、精油でいっぱいになった脂(ポマードと呼ぶ)をエチルアルコールと混ぜて攪拌し、香りを移します。このエチルアルコールを蒸発させてアブソリュート(Abs.)を得ます。
常温で脂肪に吸着させる方法を冷浸法(アンフルラージュ法)といい、60℃〜70℃に加熱した脂肪に吸着させる方法を温浸法(マセレーション法)といいます。
油脂に香りが移る性質を利用しているのですね。
お料理でもフライパンのオイルにニンニクを入れて香りを移してから調理する事が多いですものね。
オイルにハーブを漬け込んだりも。
・・・んー、今日の夕食はイタリアンだっ!
次回は、「揮発性有機溶剤抽出法」をご紹介したいと思います。
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今日は精油の製造法の1つ「圧搾法」ついて書きたいと思います。
<圧搾法>
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリンなど柑橘類の精油の抽出法です。
現在ではローラーや遠心法による機械で圧搾し、低温で精油を得ています。
それまでは手で果皮を圧搾し、搾り出した汁をスポンジに染み込ませたり(海綿法)、釘をさした樽の中に果実を入れて転がし、果皮に傷をつけて汁を採ったりしていました(エキュレル法)。
その汁を溜めておくと果汁が精油(芳香油)と分離します。
圧搾法は、熱による変質を受けないため、自然なままのフレッシュな香りの精油が抽出できます。
しかし、微量に不純物などが混ざるため、劣化が早く、開封後半年以内を目安に使い切ります。
半年で精油を使い切るのは案外、難しいと思います。
半年経っても残っていたら、お肌には使わないで、芳香浴で使って下さいね。
ただ、柑橘系の精油は香りの変化も激しいように思います。
やはりフレッシュな香りのまま半年間で使い切るのが理想的です。
柑橘系の精油は惜しみなく、有効に使いましょう!
私はアロマクラフトを作るのが好きなので、その際にたくさんの柑橘系の精油を使います。
1月2月のボタニカルタイムの「アロマクラフト教室」は「ハーバリウム作り」です。
完成したハーバリウムにリボンなどをつけ、そこに精油で香りづけします。
爽やかな柑橘系の香りと共に、ふわふわ浮かぶお花を眺めれば、きっと癒されます♪
ご興味がある方は、是非、参加して下さいね。
次回は、「油脂を使った抽出法」をご紹介したいと思います。
柑橘系精油でリフレッシュ◎おすすめメニューはこれ!
最近よく聞くけど、「アロマ」って何?
興味はあるけど、何をどう始めたらいいの?
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こんにちは!江坂にあるリラクゼーションサロン ボタニカルタイムです。
開催中のキャンペーン「ボタニカルタイムでアロマを始める!」に合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介しています。
今日は精油の製造法の1つ「水蒸気蒸留法」について書きたいと思います。
<精油の製造法>
各種の植物から精油を製造する方法は、その精油の成分の特徴や条件により、いくつかの違った製造法が選ばれます。
代表的な製造法をいくつかご紹介していきますが、今日はその中でも最も多く用いられている方法「水蒸気蒸留法」について説明します。
<水蒸気蒸留法>
原料となる植物を蒸留釜に入れ、直接蒸気を吹き込んだり、釜の中の水を沸騰させたりして植物にその水蒸気をあてると、精油は植物から遊離して気化し、水蒸気と共に上昇します。
この精油を含んだ水蒸気を冷却管に通して冷やすと液体に戻ります。
この液体をためておくと精油は水より軽いので上部に浮き、下部に蒸留水ができます。
抽出の際に発生する水の中には、水溶性(水に溶けやすい性質)の芳香成分が溶け込んでいます。
この「水」を「芳香蒸留水」(フローラルウォーター)といい、ローズウォーター、オレンジフラワーウォーター、ラベンダーウォーターなどとして利用されています。
苦労しましたが、イメージ図をパソコンで書いてみました(^^;
水蒸気蒸留法は、比較的装置が簡単で安価に抽出できることもあり、最も多く用いられています。
植物によっては、水と熱にさらされるため、本来の香りや成分が失われる場合があります。(ジャスミン、ローズなど)
私は化粧水を自分で作って使っていますが、芳香蒸留水を使うことも多いです。
お肌に良いローズやネロリの精油は高くてなかなか買えないので、ローズやネロリの芳香蒸留水をバシャバシャと使うのです(^^)
ボタニカルタイムのフェイシャルのパック時にも使う時があります。
次は、柑橘系の精油の抽出によく使われる「圧搾法」をご紹介したいと思います。
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フローラルウォーターを体験できるおすすめメニューはこれ!
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定休日 :月曜日(祝日は営業します)こんにちは!江坂にあるリラクゼーションサロン ボタニカルタイムです。
開催中のキャンペーン「ボタニカルタイムでアロマを始める!」に合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介しています。
今日からは「精油」について書きたいと思います。
<精油(エッセンシャルオイル)とは>
「アロマセラピー」に欠かせないのが、植物から作られる精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれるもので、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然100%の素材です。
天然100%が「安全」とは限らないので、勘違いしないようにしましょうね。
精油は有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質で、各植物によって特有の香りと特徴を持ち、アロマセラピーの基本となるものです。
精油は植物油脂と同じように原料は植物ですが、サラダ油やオリーブ油のような植物油脂とは全く違う物質から構成されています。
精油は天然の化学物質が数十個から数百個集まり出来た有機化合物で、その構造が植物油脂とは異なります。
「油」という字が付くので誤解されがちですが、ベタベタするものではなく、ほとんどの精油がサラサラした水の様な感触です。
次のような特徴があります。
・芳香性
どのような精油も強い香りがあります。
・揮発性
精油を空気中に放置しておくと、徐々に気体に変化し、香りが空間に広がります。
・脂溶性(親油性)
油とアルコールには溶けやすく、水には溶けにくい性質です。
また、精油を水に混ぜた場合、時間が経過するとほとんどの精油は水より軽いので水の表面に浮いてきます。
→バスタブに精油を直接入れるのはやめましょう!
精油を直接入れると、水に溶けにくいので混ぜたつもりでもお湯の表面に浮いている可能性があります。
そこに体を入れると浮いている精油が直接、肌に触れることになります。
精油の原液は刺激が強いので直接肌につけてはいけません。
精油はバスソルトなどになじませてからバスタブに入れるようにしましょう!
・引火性(可燃性)
精油は引火しやすいので、キャンドル式のアロマポットを使用する際には注意が必要です。
このような特徴を持った精油ですが、どのように作られているのでしょうか?
各種の植物から精油を製造する方法は、その精油の成分の特徴や条件により、いくつかの違った製造法が選ばれます。
次回から、代表的な製造法をいくつがご紹介していきます。
最近よく聞くけど、「アロマ」って何?
興味はあるけど、何をどう始めたらいいの?
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アロマを体験! 精油の香りで癒されるおすすめメニューはこれ!
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江坂のリラクゼーションサロン ボタニカルタイムです。
最近よく聞くけど、「アロマ」って何?
興味はあるけど、何をどう始めたらいいの?
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ということで、今月のブログは、キャンペーンに合わせて、アロマセラピーや精油についての内容をご紹介していきたいと思います。
これまでのブログでご紹介した内容も出てきますが、再確認ということで読んで頂ければと思います。
では、スタート!
<アロマセラピーとは>
人間の心や体にホリスティック(全体的に)働きかけて、人間が本来持っている自然治癒力を引き出していく自然療法です。
「アロマセラピー」という言葉は1930年頃、フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセにより造語された言葉で、aromatherapy =「芳香療法」と訳されます。次のような目的があります。
・リラクゼーションやリフレッシュに役立てる
・美と健康を増進する
・身体や精神の恒常性の維持と促進を図る
・身体や精神の不調を改善し、正常な健康を取り戻す
1910年6月、ルネ・モーリス・ガットフォセは実験中に大きなやけどをしました。
彼は偶然手元にあったラベンダー精油をとっさに患部に使用したことで、その優れた特性を体験することとなりました。
このことをきっかけにガットフォセは更にエッセンシャルオイル(精油)の研究に没頭していきました。
この事件がなければ、今の「アロマセラピー」は違ったものだったかもしれませんね。
「ラベンダー」が精油の中でも有名なのは、この話も関係しているかもしれません。
このお話がなかったとしても「ラベンダー」って本当に優秀なのですが、その話は別の機会に。
このようにフランスでは、アロマセラピーはどちらかというと「治療」に使われていることが多いようです。
アロマショップよりも薬局のような所で精油が売られているとききました。いつか、この目で確認したいと思ってます(^^)/
1960年代、イギリスで広くアロマセラピーが受け入れられますが、どちらかというと「美容」や「リラクゼーション」を目的に使われることになります。
日本では「美容」や「癒し」から広がってきたこともあり、イギリスに近いイメージがあります。
このような背景の中、私は「メディカルアロマセラピー」を学び、メディカルアロマセラピストとしてお客様に接しています。
<メディカルアロマセラピーとは>
メディカルアロマセラピーとは「香りによる心地よさや癒し効果に加え、精油が持つ薬理作用などに着目し、西洋医学ではフォローしきれないメンタル面や不定愁訴(未病)などに対し、精油を用いて総合的にケアする芳香療法」です。
近年、総合医療を実践する医療機関や福祉施設が急速に増えつつあり、不安感や痛みの軽減、睡眠導入、リラクゼーションなど、様々な場面に「メディカルアロマセラピー」が導入されています。
ドクターや看護師、介護士、心理カウンセラーやセラピストが本当に一緒になって患者さんのケアをするのは、そう簡単なことではないようです。
どうしても役割分担(縦の線引き)があって、本当の意味で「一緒に」ができていない、というお話もききました。
きっと、これからです!
私もディカルアロマセラピストとして「統合医療」の実現を目指し、活動して行きたいと思います。
次回は、アロマセラピーに欠かせない「精油」についてご紹介したいと思います。
まずはアロマを体験! おすすめメニューはこれ!
大野かつみ
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定休日 :月曜日(祝日は営業します)Botanical Time
お問い合わせは、WEBフォームにて受け付けております。
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