秋の乾燥ケアに欠かせない成分のひとつが「セラミド」です。
セラミドは肌の角質層に存在する脂質の一種で、レンガの壁に例えると「レンガをつなぐセメント」のような役割。
細胞と細胞のすき間を埋め、水分を抱え込みながら外部刺激をブロックしています。
セラミドが不足するとどうなる?
セラミドが十分にある肌は、バリア機能が働き、潤いをしっかり守ります。
一方で不足すると、角質細胞のつながりがゆるみ、水分が蒸発しやすくなり、外からの刺激も入りやすくなります。
その結果として…
といった乾燥やエイジングトラブルが現れやすくなるのです。
年齢とともに減少するセラミド
セラミドは本来、私たちの肌に存在している成分ですが、残念ながら20代後半から少しずつ減少し、40代以降では半分近くにまで減るといわれています。
そのため、年齢を重ねるほどに「乾燥しやすい」「ちょっとした刺激でも赤くなる」といった悩みが増えてくるのです。
「乾燥=年齢のせい」ではなく、その裏にはセラミドの不足が関わっていることを知っていただきたいと思います。
セラミドには種類がある
セラミドには「ヒト型」「天然」「合成」などいくつかの種類があり、中でも「ヒト型セラミド」は人の肌に近い構造を持ち、浸透性や保湿力に優れているため、スキンケア成分として注目されています。
秋こそセラミドケアを
紫外線を受けた夏のダメージに加え、秋は気温・湿度の低下によってセラミドが失われやすい季節。
さらに年齢によるセラミド減少も重なることで、乾燥リスクは一層高まります。
だからこそ、この時期はセラミドを「補う・守る・増やす」ケアが大切です。
当サロンでは10月限定メニューにセラミド配合のパックを取り入れ、肌本来の潤いを抱え込む力をサポート。
乾燥にゆらがない、しなやかで透明感のある素肌へと導きます。
次回は「セラミドを守り、増やす生活習慣」についてご紹介します。
Botanical Time
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