今日はとても嬉しいことがありました。
遠方のお客さまから素敵なお手紙を頂きました。
鳩居堂の品のある便箋に文香まで入っているではありませんか!
鳩居堂・・・1663年(江戸・寛文3年)、京都に創業された老舗。
お香、書画用品、はがき、便箋、金封、和紙製品の専門店
文香(ふみこう)・・・匂袋の一種で、少量の香料を紙に包んだもの。
手紙に添えたり、名刺入れに忍ばせておきます。今はいろいろなタイプが出てきています。
入っていた文香は写真中央にある黄色いお花。
封筒を手にした時からほんのり良い香りがします。
封を開けると、お香のかおりと共に和紙の便箋と文香が出てきます。
「ブログで元気をもらっている事をお伝えしたく、、、」「乗り越えて下さい」と書いてありました。
ひゃー、もうー、感激で胸が、、、涙が、、、。
本当にありがたいです。
このお客さまはLINEのお友達に登録して下さっているので、トークでやりとりできるのですが、わざわざ手書きのお手紙を下さいました。
最近は手紙を書くことも、いただくことも無くなり、効率的なSNSを利用するばかりです。
でも、手紙は気持ちも一緒に届く感じがして、やっぱりいいなーと思いました。
コロナ自粛に疲れてきたら、大切な人に手紙を書いてみてもいいかもしれません。
書いている時間、その人を思い出し、その人の気持ちを思いやったりするでしょう。
きっとその気持ちが封筒に入り込み、相手の方に届くにちがいありません。
文香のように香りも一緒にさりげなく届けるのは、とっても洒落ていますし、相手の心も和ませてくれそうですね。
文香のルーツは平安時代まで遡り、文を交わす男女の間で、想いを伝えるために手紙に添えられていたとか。
昨夜たまたまNHKドラマ「いいね!光源氏くん」をみました。(これも何かの暗示か?)
光源氏が現代に出現するコメディなのですが、ゆる〜い感じで笑えます!
感情を表現するのに突然、和歌を詠み出す光源氏をみて、笑いと同時に「昔は時の流れ方が違ったんだろうなー」とか、「人とのコミュニケーションはどんな風だったのかなー」とかチラチラ考えたりして楽しんでいたところに、古風で素敵なお手紙が届き、ビックリです。
光源氏もきっと文香を使っていたのでしょうね(^^)
Botanical Time
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