一日の終わりにどっと疲れが出る。
なんとなく気分がすっきりしない。
体は横になっているのに、頭だけがぐるぐると動き続けている——。
そんなとき、ふとした香りに救われた経験はありませんか?
アロマテラピーの世界には、心と体の疲れにそっと寄り添ってくれる精油がたくさんあります。
今回ご紹介するのは、爽やかでいてどこか温かみのある香りが特徴のレモングラス精油。
日常のセルフケアに取り入れることで、心身のリセットをサポートしてくれる頼もしい存在です。
レモングラス(学名:Cymbopogon citratus または Cymbopogon flexuosus)は、インドや東南アジアを原産とするイネ科の多年草です。
タイ料理やベトナム料理のスパイスとしても親しまれており、トムヤムクンに欠かせないハーブとしてご存知の方も多いのではないでしょうか。
精油は主に葉の部分から水蒸気蒸留法で抽出されます。
香りはレモンに似た爽やかさの中に、ハーブらしいグリーンの奥行きが感じられるのが特徴。
柑橘系の明るさと草木の落ち着きを同時に持ち合わせた、バランスのよい香りです。
レモングラス精油の香りを構成する主な成分には以下のものがあります。
シトラール(ゲラニアール+ネラール) 全体の70〜80%を占める主成分。
レモンに似た爽やかな香りの源であり、抗菌・抗真菌・抗炎症作用が期待されています。
神経系への働きかけも研究されており、気分をリフレッシュさせる作用が注目されています。
ゲラニオール ローズにも含まれるやわらかい花様の成分。
鎮静・抗菌作用を持ち、シトラールの爽やかさをまろやかに整える役割を果たします。
リモネン 柑橘類に多く含まれる成分で、気分を明るく前向きにサポートする働きがあるとされています。
これらの成分が組み合わさることで、レモングラスは「元気を与えながらも、落ち着かせてくれる」という絶妙なバランスの香りを生み出しています。
● 疲労回復・リフレッシュ
肉体的な疲れはもちろん、精神的な疲労感にも働きかけます。仕事や家事で消耗したときのリセットに最適です。
● 自律神経のバランスをととのえる
交感神経が優位になりすぎた状態(緊張・イライラ・興奮)をやわらげ、心身のバランスを取り戻すサポートをします。
● 消化器系のサポート
胃の不調や食欲不振、消化の重さを感じるときにも有用とされています。アジア圏では古くから消化を助けるハーブとして利用されてきました。
● 抗菌・防虫効果
空間の除菌や虫除けにも活用できます。夏場のルームスプレーとしても人気の高い精油です。
● 筋肉・関節のケア
血行促進・抗炎症作用により、肩こりや筋肉疲労のトリートメントオイルとして使われることも多い精油です。
🌿 芳香浴 ディフューザーに2〜3滴。仕事の合間や夕方のリセットタイムに。
ローズマリーやペパーミントとブレンドすると集中力アップに、ラベンダーやゼラニウムと合わせるとリラックス感が高まります。
🌿 バスソルト 天然塩大さじ2〜3に精油を3〜5滴混ぜてバスタブへ。血行が促進され、一日の疲れをしっかりと洗い流してくれます。
※必ず植物油や無香料のバスオイルで希釈するか、少量のキャリアオイルと混ぜてから使用してください。
🌿 トリートメントオイル ホホバオイルやスイートアーモンドオイル10mlに1〜2滴(濃度1%以下)で希釈し、ふくらはぎや肩まわりにやさしくなじませて。
むくみや肩こりが気になる方に特におすすめです。
🌿 ルームスプレー 無水エタノール5mlにレモングラス3滴+お好みの精油を合わせ、精製水45mlで仕上げるだけ。
玄関や水まわりのリフレッシュにも活躍します。
レモングラスは高濃度での使用により皮膚刺激を引き起こす可能性があります。
肌への使用は必ず1%以下に希釈し、敏感肌の方はパッチテストを行ってください。
また、妊娠中・授乳中の方、乳幼児への使用はご使用前に専門家にご相談ください。
目の周りや粘膜への使用は避けましょう。
爽やかでありながら、心をしずめる力も持つレモングラス精油。
日常のちょっとした場面に取り入れるだけで、体と心のバランスがととのっていくのを感じていただけるはずです。
アロマテラピーに興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない——そんな方は、ぜひ一度サロンでプロの手によるアロマトリートメントをご体験ください。
あなたの今の状態に合わせた精油を、丁寧にセレクトしてご提案します。
Botanical Time
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