リコリス(甘草/Glycyrrhiza glabra)― 胃腸・喉・女性ホルモンにやさしく寄り添う "万能ハーブ"
2026/07/13
リコリスは、和名を「甘草(かんぞう)」といい、漢方薬の約7割に配合されているといわれるほど、東洋医学でも古くから親しまれてきたハーブです。
メディカルハーブとしては、抗炎症作用、胃粘膜の保護、喉のイガイガ・咳のケア、そしてホルモンバランスへのやさしいサポートが高く評価されています。
その名の通り、砂糖の約50倍ともいわれる強い甘みを持ち、ブレンドの"甘み役"としても大活躍してくれる、頼れる存在です。
主な有効成分と薬理作用
グリチルリチン酸(グリチルリチン)
リコリス最大の特徴である強い甘みと、抗炎症作用の中心となる成分。
副腎皮質ホルモン(コルチゾール)に似た働きを持ち、炎症を鎮める作用や、抗アレルギー作用があるとされています。
フラボノイド類(リクイリチンなど)
抗酸化作用に加え、胃の粘膜を保護し、荒れた胃壁の修復をサポートする働きが期待されています。
生理・臨床的な作用領域
喉・呼吸器のケア
炎症を鎮める働きから、喉のイガイガや乾燥、咳が気になる季節の変わり目のケアにやさしく寄り添います。
胃腸のケア
胃粘膜を保護する作用があり、ストレスによる胃もたれや、荒れがちな胃の調子を整えるサポートをします。
女性ホルモン・自律神経へのやさしいサポート
グリチルリチン酸の副腎皮質ホルモン様作用が、ストレスで揺らぎがちな自律神経や、更年期特有の心身の変化にそっと寄り添ってくれるとされています。
日々忙しく過ごす女性の"がんばりすぎ"を、内側から支えてくれるハーブです。
味と香りの特徴
砂糖の約50倍ともいわれる、しっかりとした甘みが特徴です。
単体で飲むというより、他のハーブの苦みや青くささをまろやかに包み込む"名脇役"としてブレンドされることが多いハーブです。
摂取の目安と注意点
1日1〜2杯程度を目安に、他のハーブとブレンドしてお召し上がりいただくのがおすすめです。
※グリチルリチン酸を継続的に大量摂取すると、むくみや血圧上昇(偽アルドステロン症)を招くことがあるといわれています。
高血圧の方、妊娠中の方は摂取量にご注意いただき、気になる場合は専門家にご相談ください。
メディカルハーブとしての位置づけ
リコリスは、
抗炎症(喉・胃腸ケア)× ホルモンサポート × ブレンドの名脇役
を兼ね備えた、忙しい毎日を送る女性にそっと寄り添うハーブです。
特に、
* 季節の変わり目で喉がイガイガするとき
* ストレスで胃が疲れていると感じるとき
* 更年期や自律神経の揺らぎを内側からケアしたいとき
など、無理を重ねがちな自分を労わりたいときにぴったりのハーブとして親しまれています。
お問い合わせは、WEBフォームにて受け付けております。