アロマとメンタルケアで心も身体も癒やされる、江坂の女性専用プライベートサロン Botanical Time (ボタニカル タイム)
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ボタニカルゆったりブログ

アロマのコラムはもちろん、私たちの心と体について、解剖学や健康学、女性学を絡めた豆知識も紹介していきたいと思います

ランチの後、電車の中など、少しの時間でさっと読めるものにしますので、時々、チェックしてみて下さいね


2026/01/13
自分の中の「子供」を癒やす――カモミール・ローマンの優しさに触れる  

サロンのトリートメントで、特に精神的な疲労や不安を抱えているお客様に寄り添うのが「カモミール・ローマン」です。 

古くから「植物の医者」と呼ばれ、周囲の植物まで元気にする力を持つと言われるこの花は、私たちの心身にも深い癒やしを届けてくれます。


■香りの特徴:リンゴに似たフルーティーな安らぎ 

カモミール・ローマンは、可憐な白い花から抽出されます。 

その最大の特徴は、青リンゴのような甘く瑞々しい香り。 

フローラル系の中でも特に「安心感」をもたらす力が強く、緊張を解き放つのが得意です。


■専門データから見るカモミール・ローマン 

主要成分である「アンゲリカ酸エステル類」には、非常に高い鎮静作用があります。


心へのアプローチ: 

「インナーチャイルド」を癒やす香りとして知られ、ショックや強い不安を和らげます。


体へのアプローチ: 

鎮痛・鎮静に優れ、女性特有の生理トラブルや腹痛、お子様の夜泣きにも用いられます。


■サロンでの活用法 

当サロンでは、この香りの「包み込む力」を活かし、リラックスを超えた「心の救済」が必要な時のブレンドにご提案しています。 

自分を責めてしまいそうな時、どうぞこの香りに身を委ねに来てください。



2026/01/11
自分を深く見つめ直す「聖なる静寂」――サンダルウッドの魅力  

サロンのトリートメントでも、特に深いリラックスを求めるお客様に選ばれる「サンダルウッド(白檀)」。

古来より、インドやエジプトなどの寺院で瞑想や儀式に用いられてきたこの香りは、現代の私たちにとっても「精神を整える」ための力強い味方となってくれます。


■ 香りの特徴:時を超えるウッディな甘さ

サンダルウッドは、樹木の中にある「心材」から抽出されます。

その最大の特徴は、非常に優れた「持続性(ベースノート)」です。

最初は重厚な木の香りですが、時間が経つほどに体温となじみ、まろやかでクリーミーな甘さへと変化していきます。


■ 専門データから見るサンダルウッド

サンダルウッドの主要成分である「α-サンタロール」と「β-サンタロール」は、全体の90%以上を占めることもあります。


心へのアプローチ: 

脳を鎮静させ、過剰な考え事や不安を鎮める作用があると言われています。

自分自身の中心(グラウンディング)を取り戻したい時に最適です。


体へのアプローチ: 

伝統的に泌尿器系や呼吸器系のケアに用いられてきました。

また、優れた保湿・抗炎症作用があるため、乾燥やエイジングによる肌トラブルが気になる方にもおすすめの精油です。


■ サロンでの活用法

当サロンでは、サンダルウッドの持つ「呼吸を深くする力」を活かし、お疲れが溜まった方の心身のバランスを整えるブレンドにご提案しています。


「世俗の雑念を払い、静寂な時間を持つ」。 

そんな贅沢な癒やしを、サンダルウッドの香りと共にお届けします。



2026/01/08
凍える寒さの夜には。心と体を解きほぐす「至福のバスタイム」のすすめ  

カレンダーをめくる手が止まるほど、今日は一段と冷え込みが厳しいですね。 

冷たい風に肩をすくめて歩いているうちに、体だけでなく心までカチコチに固まっていませんか?

こんな夜は、いつもより少しだけ時間をかけて、お風呂にゆっくりと浸かりましょう。 

冷え切った体を温めるのはもちろん、一日の緊張をリセットする大切なひとときです。


―― 贅沢な香りとミネラルに包まれる「バスソルト」の魔法

お風呂時間をより特別なものにするために、ルチルがおすすめしたいのが「バスソルト」です。

バスソルトに含まれる天然のミネラル成分は、保温効果を高め、お風呂上がりもポカポカとした温かさを長持ちさせてくれます。

また、柔らかな香りは深呼吸を誘い、高ぶった神経をやさしく鎮めてくれます。

当サロンでは、その日の気分や体調に合わせて選べる、個性豊かなバスソルトを多数取り揃えております。

  • デトックスを促す死海の塩

  • 華やかな香りで心を満たすフラワーブレンド

  • 一日の疲れをリセットするハーブ配合のもの

「今日はどれにしようかな」と選ぶ時間も、自分を慈しむ素敵なセルフケアになります。


―― サロンで、あなたにぴったりの「癒やし」を見つけて

冷えは万病の元と言われますが、何より「寒さ」は心の余裕を奪ってしまいがちです。 

お風呂でしっかり温まった後は、ぜひサロンにもお立ち寄りください。

お湯だけでは届かない深いコリや疲れを、私たちの手で丁寧に解きほぐします。 

あなたにぴったりのバスソルト選びもお手伝いさせていただきますね。

今夜はどうぞ、温かなお湯に包まれて、穏やかな眠りにつけますように。


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2025/12/24
クリスマスは、自分を大切にする日にしませんか  

今日はクリスマスですね。

街は華やかで、どこか気忙しい空気も感じる一日です。


クリスマスは、

家族のため、誰かのために動くことが多い日。

準備をして、気を配って、笑顔で過ごして…。

気づけば、自分のことは後回しになっていませんか?


だからこそ私は、

**「自分へのクリスマスプレゼント」**という過ごし方も、

とても素敵だと思っています。


一年がんばった身体と心を、

アロマの香りに包まれて、そっとゆるめる時間。

それは贅沢ではなく、

ちゃんと自分を労わるための、大切な時間です。


にぎやかなクリスマスもいいけれど、

静かに深呼吸できるクリスマスも、悪くありません。


「今日は少し時間がある」

「年末前に整えておきたい」

そんな気持ちがふと浮かんだら、

どうぞ気軽にいらしてください。


クリスマスのサロンで、

心を込めてお迎えします。


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2025/12/15
ジンジャー(Zingiber officinale)
― 冷え・巡り・消化を内側から整える加温ハーブ  

ジンジャー(ショウガ)は、世界中で古くから薬用・食用の両面で用いられてきた植物です。
メディカルハーブとしては、消化促進・血行改善・抗炎症作用に優れ、
特に「冷え」や「巡りの滞り」が関与する不調に幅広く用いられます。

ペパーミントが「巡りをスムーズにするハーブ」だとすれば、
ジンジャーは「巡りを生み出し、温めるハーブ」といえる存在です。


■ 主な有効成分と薬理作用

  • ジンゲロール(Gingerol)
    生のショウガに多く含まれる辛味成分。
    抗炎症・抗酸化作用を持ち、血流促進や消化液分泌の促進に関与します。
    冷えによる痛みや筋緊張の緩和にも役立つとされています。

  • ショウガオール(Shogaol)
    乾燥・加熱によってジンゲロールが変化した成分。
    ジンゲロールよりも加温作用が強く、身体の深部を温める働きがあります。
    冷え性、月経痛、慢性的な胃腸の停滞感に対するケアに適しています。

  • ジンゲロン(Zingerone)
    消化管への刺激を和らげつつ、腸内環境をサポートする成分。
    吐き気や胃のムカつきの軽減に寄与するとされています。


■ 生理・臨床的な作用領域

  • 消化器系への作用
    胃腸の働きを活性化し、消化吸収を助けます。
    食後の胃もたれ、吐き気、ガスの滞りなどに用いられ、
    乗り物酔いに対する有効性も報告されています。

  • 循環・冷えへの作用
    末梢血管を拡張し、血流を促進することで身体を内側から温めます。
    手足の冷え、冷えによる肩こり・腰の重だるさのサポートに適しています。

  • 女性特有の不調への作用
    冷えが関与する月経痛や月経前の不調に対して、
    加温作用と抗炎症作用の両面からアプローチします。

  • 免疫・炎症反応のサポート
    抗炎症作用により、風邪のひき始めや喉の違和感時に用いられることもあります。


■ 味と香りの特徴

ジンジャーティーは、スパイシーで温かみのある香りが特徴です。
口に含むとピリッとした辛味が広がり、飲み進めるにつれて身体がじんわり温まる感覚があります。

ブレンドでは、

  • レモングラス(消化・リフレッシュ)

  • ローズヒップ(巡り・抗酸化)

  • ハニーブッシュ(辛味をやわらげる)
    などと相性が良く、目的に応じた飲みやすいブレンドが可能です。


■ 摂取の目安と注意点

1日1〜2杯を目安に、沸騰直後のお湯で5〜7分抽出します。
辛味が強いと感じる場合は、抽出時間や量を調整してください。

※急性胃炎・高熱時は使用を控えます。
※胆石のある方、妊娠中の方は医師に相談の上ご利用ください。


■ メディカルハーブとしての位置づけ

ジンジャーは、
消化促進 × 血行改善 × 加温
という複数の作用を併せ持つ、非常に実用性の高いメディカルハーブです。

冷えや巡りの悪さが慢性的に続くタイプの方にとっては、
体質改善をサポートする「基本の加温ハーブ」として、日常に取り入れやすい一杯といえるでしょう。


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2025/12/11
ユーカリ・シトリオドラ精油|レモン香で肩こりケア・虫除けに人気のエッセンシャルオイル  

ユーカリの中でも異彩を放つのがユーカリ・シトリオドラ
レモンのような心地よい香りが特徴で、主成分はユーカリ特有のシネオールではなく、
**シトロネラール(アルデヒド類)**が主体です。

この成分が、炎症・痛み・むくみといった体の不調に非常に優れた働きをもたらします。


精油プロフィール

  • 学名:Eucalyptus citriodora

  • 科名:フトモモ科

  • 抽出部位:葉

  • 抽出法:水蒸気蒸留法

  • 主成分(目安):

    • シトロネラール:60〜80%

    • シトロネロール

    • イソプレゴール

  • 主な産地:ブラジル、インド、マダガスカル


心への作用 ― レモンのような軽さでリフレッシュ

シトロネラールの香りは、揮発速度が速く、
嗅いだ瞬間に気分をぱっと明るくする特徴があります。

  • 疲労感のリセット

  • 気持ちの切り替え

  • ストレス性の重だるさ

どこか“風が通るような”軽さが魅力です。


体への作用 ― 炎症・痛み・むくみに強い働き

アルデヒド類には炎症を抑える働きがあり、
特にシトロネラールは、次のような不調に適しています。

  • 肩こり

  • 筋肉痛・筋疲労

  • 関節のこわばり

  • むくみ

  • 虫刺され

  • 日焼け後の火照りのケア

ポイント:
炎症を鎮めながら、リンパの流れを整える働きも期待できます。


おすすめの使い方

  • トリートメント(1%以下で希釈)

  • むくみケア

  • 虫除けスプレー

  • 関節ケアブレンド(ラベンダー・ジュニパーと)

  • 心身のリフレッシュ


注意点

  • アルデヒド類は皮膚刺激があるため低濃度必須

  • 敏感肌はさらに希釈

  • 妊娠中は少量使用

  • 目元への使用は避ける



2025/12/11
「ユーカリ ラディアータとは?」呼吸器サポートに最適な特徴・効果・おすすめの使い方  

ユーカリの中でも最も“やさしい”タイプとして知られるのがユーカリ・ラディアータ
同じシネオール系ユーカリでありながら、グロブルスより香りも成分のバランスもマイルド。
そのため、子ども・高齢の方・呼吸が弱い方にも使いやすい精油です。


精油プロフィール

  • 学名:Eucalyptus radiata

  • 科名:フトモモ科

  • 抽出部位:葉

  • 抽出法:水蒸気蒸留法

  • 主成分(目安):

    • 1,8-シネオール:55〜65%

    • α-テルピネオール

    • リモネン

    • モノテルペン類(グロブルスより少なめ)

  • 主な産地:オーストラリア、南アフリカ

ポイント:
モノテルペン類がグロブルスより少ないため刺激が弱く、
その分「まろやかで優しいユーカリ」になります。


心への作用 ― やさしい清涼感で気分を軽く

ラディアータは、ミントのような柔らかい爽やかさを持つため、
気持ちを明るくしながら深い呼吸を誘導する働きがあります。

  • 気分転換

  • ストレスで呼吸が浅いとき

  • 朝のリフレッシュ

  • 集中力アップ

はっきりした清涼感がありながら“角がない香り”が特徴です。


体への作用 ― 呼吸器ケアの万能精油

1,8-シネオール系でありながら刺激が弱いため、
呼吸器のケアに非常に使いやすい精油です。

  • 鼻のムズムズ

  • 鼻づまり

  • 喉の乾燥

  • 季節の変わり目の不調

  • 風邪予防のディフューズ

家庭のレギュラー精油としてもおすすめです。


おすすめの使い方

  • マスクスプレー

  • 朝の芳香浴

  • 子ども向けの弱めディフューズ

  • 風邪予防ブレンド(レモン・ラヴィンツァラと相性◎)


注意点

  • 敏感肌の方は希釈をしっかり

  • 乳幼児の直接吸入は避ける

  • 妊娠中は少量に


グロブルスほど強くなく、でもしっかり働いてくれる。
「日常的に使える呼吸ケア精油」として最もバランスの良いユーカリです。



2025/12/11
1,8-シネオールの働きとは?ユーカリ・ブルーガムの機能性と活用術  


ユーカリ属の中でも最も代表的なユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)

アボリジニは、葉を傷の手当てや呼吸器の不調に利用し、
その卓越した抗菌・抗ウイルス作用は古くから知られてきました。

特筆すべきは、主成分である**1,8-シネオール(オキサイド類)**の高含有。
この成分が、呼吸機能のサポートに非常に優れた働きをもたらします。


精油プロフィール

  • 学名:Eucalyptus globulus

  • 科名:フトモモ科

  • 抽出部位:葉

  • 抽出法:水蒸気蒸留法

  • 主成分(目安):

    • 1,8-シネオール:60〜75%

    • α-ピネン:10〜15%

    • リモネン:5%前後

  • 主な産地:スペイン、中国、ポルトガル、オーストラリア


心への作用 ― 交感神経を整え、精神をクリアに

1,8-シネオールの清涼感は、脳の覚醒を促しながらも過度な緊張を緩めます。
「ぼんやり」「集中できない」といった状態に、意識をシャキッと整える力があります。

  • 思考のクリアリング

  • 気持ちの切り替え

  • 頭の重だるさの軽減

清涼感の強い香りですが、乱暴に刺激するのではなく、
“余計な情報を一度リセットする”ような働きが特徴です。


体への作用 ― 呼吸器のための代表精油

1,8-シネオールは、
気道の粘膜をスムーズにし、痰の排出を促し、呼吸を深めることで知られます。

期待される作用:

  • 去痰作用

  • 気管支拡張サポート

  • 抗菌・抗ウイルス作用

  • 空気清浄作用

  • 鼻・喉の不快感の緩和

季節の変わり目、乾燥の季節、空気がこもる冬場など、
一家に一本あると役立つ精油です。


おすすめの使い方

  • 芳香浴(ディフューザー)

  • 蒸気吸入(マグカップ吸入)

  • 風邪予防ブレンド(レモン・ティートリーと)

  • 空気清浄のルームスプレー


注意点

  • 6歳以下の使用は注意(1,8-シネオール含有のため)

  • 喘息の方は直接吸入を避け、弱めの芳香浴から

  • 妊娠中は少量使用


グロブルスは、ユーカリの中で最も力強い“呼吸の精油”。
空気の質を変えるような清涼感が、深い呼吸とクリアな意識を取り戻してくれます。



2025/12/04
ペパーミント(Mentha piperita)― 消化促進・鎮静・頭痛ケアに優れた清涼ハーブ  

ペパーミントは、メントールの爽快感で知られる代表的なハーブですが、
メディカルハーブとしては消化器系・自律神経・頭痛への作用が高く評価されています。
特に食後の胃の重さやストレス性の不快症状に用いられることが多いハーブです。


■ 主な有効成分と薬理作用

  • メントール(Menthol)
    ペパーミントの主要成分。胃腸の平滑筋を緩める「鎮痙作用」を持ち、
    IBS(過敏性腸症候群)のケアとして臨床的に利用されています。
    また、冷感受容体を刺激し、頭痛・偏頭痛を和らげる働きがあります。

  • メントン(Menthone)
    中枢神経に穏やかに作用し、気分をクリアにしながらもリラックス効果を与えます。
    集中力低下・倦怠感・軽い不安時にも役立ちます。

  • フラボノイド類(Luteolin 等)
    抗酸化・抗炎症作用を補助し、胃腸の炎症の軽減に寄与します。


■ 生理・臨床的な作用領域

  • 消化器系への作用
    胃腸の筋緊張を和らげ、ガスだまり、胃の張り、食べ過ぎの不快感に適します。
    食後ティーとして非常に有用で、脂っこい食事の後にもおすすめです。

  • 頭痛・偏頭痛への作用
    メントールが三叉神経系に作用し、片頭痛の軽減が報告されています。
    “頭が重い・締めつけられるような違和感”にも適しています。

  • 精神的ストレスへの作用
    神経の興奮を抑え、軽度の不安・緊張・集中力低下に働きかけます。
    冷感と鎮静のバランスが「疲れた時のクリア感」を与えます。

  • 鼻づまり・呼吸器サポート
    メントールによる清涼感が呼吸を通りやすく感じさせ、
    軽い鼻づまりや風邪の初期に利用されることもあります。


■ 味と香りの特徴

ペパーミントティーは、清涼感が高く、後味がとてもすっきりしているのが特徴。
えぐみが少なく、単品でも飲みやすいハーブです。

ブレンドでは、

  • レモングラス(消化促進)

  • ローズマリー(集中力)

  • ジャーマンカモミール(神経性胃炎)
    などと組み合わせると、目的に応じた効果をさらに引き出せます。


■ 摂取の目安と注意点

1日1〜3杯を目安に、沸騰直後のお湯で3〜5分抽出します。

※胃酸過多・逆流性食道炎(GERD)の方は症状が悪化することがあるため注意。
※妊娠中の大量摂取は避けましょう。
※乳幼児にはメントールが強すぎるので控えます。


■ メディカルハーブとしての位置づけ

ペパーミントは、
消化促進 × 頭痛ケア × 精神的クリア感
の3つを兼ね備えた、非常に汎用性の高いハーブです。

特に、

  • 食後の不快感

  • ストレス性の頭痛

  • 気分転換したい時
    などに、日常的に取り入れやすい“定番メディカルハーブ”として位置づけられています。


次回は、温める・巡らせる・消化を助ける万能ハーブ ジンジャー をご紹介しますね。


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2025/12/01
イランイラン精油 ― 情緒の揺らぎに寄り添う、深いリラクゼーションの香り  

イランイラン(Cananga odorata)は、東南アジアに自生する樹木の花から抽出される精油で、その甘く濃厚なフローラルノートが特徴です。

リラックス系の精油として知られていますが、芳香成分の働きを細かく見ると、自律神経のバランス調整、緊張緩和、ホルモンのゆらぎケアなどに幅広く役立つ、奥行きの深い精油です。


1. 主な芳香成分と作用

イランイラン精油は、蒸留段階によって「エクストラ」「1st」「2nd」などのグレードに分かれます。特に上質なグレードには、以下のような特徴的な成分が含まれます。

β-カリオフィレン

  • 免疫調整作用・抗炎症作用

  • 緊張しやすい神経の過敏状態を和らげる

ゲルマクレンD

  • 深いリラクゼーションをもたらすセスキテルペン系

  • 気持ちの高ぶり・イライラ感が強い時に向く

酢酸ベンジル/安息香酸ベンジル

  • 神経系をなだめる香りの要

  • 香りに甘さと丸みを与え、安心感を引き出す

これらの成分が複合的に働き、**「情緒の波を静める」「呼吸が深くなる」「緊張の膜がほどける」**といった体感が得られやすいのがイランイランの大きな魅力です。


2. 心への働き ― 過緊張・気疲れ・自律神経の乱れに

イランイランの甘い香りは、交感神経の過緊張をやわらげ、呼吸のリズムを整えます。
とくに、

  • ストレスが続いて疲れが抜けない

  • 気持ちの波が大きい

  • 不安感が強く胸がザワつく

  • 夜、心が休まらない

と感じる時に、心の緩衝材のように働いてくれます。

「緊張で硬くなっていた心身に、ゆっくり“ゆるむ合図”をくれる香り」とも表現できます。


3. からだへの働き ― 血流促進・筋緊張の緩和

イランイランには自律神経を整える作用に加え、末梢の血流を穏やかに促す働きがあります。

  • 肩・首・頭まわりの過緊張

  • 浅い呼吸による疲労感

  • 手足の冷え

  • PMS・月経前のイライラや張り感

など、情緒と身体の緊張がリンクしている不調に向いています。


4. 香りの印象と精油ブレンド

イランイランの特徴は「華やかさ」と「濃厚さ」。
少量でも強く香るため、ブレンドでは“1滴入れるかどうか”で全体の印象が大きく変わります。

相性がよい精油は、

  • ベルガモット(軽さをプラス)

  • ラベンダー(リラックス作用の相乗)

  • サンダルウッド(甘さを落ち着かせ、深みを出す)

イランイランがしっかり主役になりながらも、心地よくまとまる組み合わせです。


5. 注意事項(メディカル観点)

  • 濃厚な香りのため、高濃度での使用は頭痛を引き起こすことがある

  • 妊娠中は少量での使用が安心

  • 敏感肌への高濃度塗布は避ける

適切な濃度で使うと、深いリラックスと情緒の安定をやさしくサポートしてくれます。


まとめ

イランイランは、単なる「甘い香りのリラックス精油」ではなく、
自律神経・情緒・ホルモンバランスに寄り添うトータルケア精油です。

気持ちの波が大きい時や、心も身体も“ゆるむきっかけ”がほしい日に、特におすすめです。


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