アロマのコラムはもちろん、私たちの心と体について、解剖学や健康学、女性学を絡めた豆知識も紹介していきたいと思います
ランチの後、電車の中など、少しの時間でさっと読めるものにしますので、時々、チェックしてみて下さいね
11月3日は「アロマの日」。
日本アロマ環境協会(AEAJ)が、香りを文化として広めていくことを目的に制定した記念日です。
私たちの暮らしの中に、香りはいつもそっと寄り添っています。
季節の変わり目に気持ちを落ち着けたいとき、眠る前に深呼吸をしたいとき——
精油の香りがふっと心をほぐしてくれる瞬間があります。
サロンではこの季節、深まる秋にぴったりな香りを中心にトリートメントを行っています。
ウッディ系やスパイス系の香りが、冷えや緊張をやわらげ、心まであたたかく包み込んでくれます。
「アロマの日」をきっかけに、
少しだけ香りに意識を向けてみませんか?
あなたの心とからだに寄り添う“今の香り”を一緒に見つけていきましょう。
11月3日の「アロマの日」に向けて、
明日から3日間、特別な精油をひとつずつご紹介します。
深まる秋に寄り添う香りたちを、どうぞお楽しみください。
血圧を測る習慣をつけるなら、家庭での測定がいちばんおすすめです。
病院よりも落ち着いた状態で測れるため、
より「ふだんの自分の血圧」に近い数値がわかります。
家庭での測定のポイント
・測定のタイミング:
朝起きて1時間以内、排尿後・朝食前・服薬前に測るのが理想です。
夜は寝る前に、1日の締めくくりとして。
・姿勢:
椅子に座って、背もたれに軽くもたれ、
腕を心臓の高さに保ちましょう。
・環境:
寒すぎたり暑すぎたりすると、血圧は変動します。
リラックスできる室温で、静かに深呼吸してから測りましょう。
続けるコツと心の持ち方
記録は手帳でもアプリでもOK。
日付や時間とともに数値を残していくと、
体調の波や生活のリズムが見えてきます。
ただし、毎回の数値に振り回される必要はありません。
少し高い日があっても、「今日は少し疲れているのかも」と受け止めるくらいで十分です。
血圧は“結果”ではなく、“からだのメッセージ”なのです。
香りでサポートする「測定のひととき」
血圧を測る前に、深呼吸をして気持ちを落ち着けるだけでも数値は安定しやすくなります。
お気に入りの香りをそっと漂わせるのもおすすめです。
ラベンダーやベルガモット、マンダリンなどの精油は、
呼吸を深め、自律神経のバランスを整えてくれます。
「測る時間」が“自分と向き合うリラックスタイム”になるように。
それが、血圧と上手につきあういちばんの秘訣です。
シリーズまとめ
血圧は「数字の問題」ではなく、「自分を知るためのサイン」。
毎日の小さな習慣が、からだと心を整える第一歩になります。
どうぞ無理なく、ご自身のペースで続けてみてくださいね。
毎日測っていると、血圧の数値は日によって意外と変わるものです。
「昨日より高い」「今日は低い」と気になることもありますが、
その変動こそが“からだの声”を映し出しています。
血圧は、日々のコンディションの鏡
血圧は常に一定ではなく、1日の中でも上がったり下がったりしています。
朝は活動に備えて自然に上がり、夜はリラックスとともに下がる――
これが健康的なリズムです。
しかし、ストレスや睡眠不足、塩分の摂りすぎ、
ホルモンバランスの変化などによって、そのリズムが乱れることがあります。
たとえば「最近、寝つきが悪い」「仕事が立て込んでいる」
そんなとき、血圧がやや高めに出ることも珍しくありません。
高血圧・低血圧、それぞれの背景
・高めの血圧は、血管に強い圧がかかっている状態。
長く続くと血管や心臓への負担が大きくなります。
・低めの血圧は、血流が全身に十分届きにくい状態。
冷えや立ちくらみ、疲れやすさなどにつながることもあります。
どちらも「悪い」「良い」ではなく、
その人の体質や生活リズムに合った“ほどよい範囲”を知ることが大切です。
「知ること」が、ケアの第一歩
血圧を定期的に測って数字を記録していくと、
「このくらいが自分の安定した数値だな」と感覚的にわかってきます。
それが、自分の健康状態を見守る「基準点」になります。
数字に一喜一憂せず、変化を“気づきのサイン”として受け取る。
それが“血圧を知ることの意味”です。
次回は、家庭での血圧測定のコツと、
上手に続けるためのヒントをお伝えします。
最近、健康番組で「血圧は測るだけでも意味がある」という特集を見かけました。
その言葉に惹かれて、私も3日前から毎日、血圧を測るようになりました。
試しに周りの友人たちに「血圧、測ってる?」と聞いてみると、思った以上に「毎朝測ってるよ」「最近はアプリで記録してる」など、意識的に管理している人が多くて少し驚きました。
年齢的にも、そろそろ気にしておくタイミングなのかもしれませんね。
血圧とは?
血圧とは、血液が血管の壁を押す力のこと。
心臓がポンプのように全身へ血液を送り出すときに生じる「圧力」です。
上の数値(収縮期血圧)は心臓がぎゅっと収縮して血液を送り出すときの圧力、
下の数値(拡張期血圧)は心臓が休んでいるときの圧力を示しています。
この2つのバランスが取れていることが、
全身に酸素や栄養をスムーズに届けるためにとても大切なのです。
なぜ年齢とともに大切になるの?
血管は年齢とともに少しずつ弾力を失い、
血液の流れに抵抗が生じやすくなります。
そのため、若いころは正常でも、
40代・50代になると自然と血圧が上がりやすくなる傾向があります。
また、ストレス・睡眠不足・塩分の摂りすぎなど、
生活習慣の影響も受けやすいもの。
だからこそ「定期的に測る」ことが、
自分の体調の“今”を知る大切な手がかりになります。
「測るだけ」で変わること
面白いことに、血圧は“測る”という行動自体が
健康意識を高めるきっかけになるそうです。
数字を見ることで、
「今日はちょっと高めだな」「最近よく眠れていないかも」
と、生活を振り返る習慣が自然と身につくのです。
特別なことをしなくても、
まずは1日1回、同じ時間に測ってみる。
それだけでも十分な健康ケアの第一歩です。
次回は、血圧の変動と体調の関係について。
1日のうちでも変わる血圧のリズムや、
ストレス・ホルモンとのつながりをお話しします。
どうぞお楽しみに。
年齢を重ねるとともに、少しずつ気になってくる「血圧」。
数字として見ることはあっても、
その意味や変化の背景までは意外と知らないものです。
先日、健康番組で「血圧は測るだけでも意味がある」という言葉を耳にしました。
それをきっかけに毎日測り始めてみると、
体調や気分の小さな変化に気づけるようになり、
自分のからだと向き合う時間が少し豊かになったように感じます。
血圧を“知る”ことは、健康を守るだけでなく、
日々の暮らしを丁寧に感じ取るための小さな習慣でもあります。
このシリーズでは、
血圧の基本から、測ることの意味、そして続けるコツまでを3回にわたってお届けします。
シリーズ内容
▶ 第1回:「血圧ってそもそも何? ―毎日測るだけでも意味がある理由―」
血圧の基本的な仕組みや、上と下の数値の違いについて。
年齢とともに血圧が変化する理由もわかりやすく解説します。
▶ 第2回:「血圧を知ることの意味 ―変動の裏にある、からだとこころのサイン―」
毎日の変動から見えてくる体調やストレスとの関係。
“知ること”が健康ケアの第一歩になる理由をお伝えします。
▶ 第3回:「家庭での血圧測定と、上手なつきあい方 ―『数字』に振り回されない習慣づくり―」
正しい測定方法と、続けるためのコツ。
香りを取り入れたリラックスの工夫もご紹介します。
血圧を“日々の自分を感じ取るツール”として捉えること。
その意識が、健やかなこころとからだにつながります。
どうぞ、ご自身のペースで読み進めてみてください。
明日から3回にわたって、血圧と健康の関係について少しずつお話ししていきます。
毎日の暮らしの中で、自分のからだを見つめるきっかけになれば嬉しいです。
カモミール(Chamomile)は、古くからヨーロッパの家庭で薬草として用いられてきたハーブです。
特にジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla)は、炎症を鎮め、消化器系・神経系のバランスを整える作用で知られています。
■ 主な有効成分と薬理作用
* アズレン(Azulene)・カマズレン(Chamazulene)
精油成分の一種。
抗炎症・抗アレルギー作用があり、胃粘膜の炎症や皮膚炎の改善に寄与します。
蒸留中に生成される青色の成分で、鎮静・抗ヒスタミン作用も確認されています。
* ビサボロール(α-Bisabolol)
抗菌・鎮静・抗潰瘍作用をもつ成分。
胃酸過多や胃炎、PMSなどの不快症状を和らげるとされます。
* アピゲニン(Apigenin)
フラボノイドの一種で、中枢神経に穏やかに働きかける鎮静作用を持ちます。
ストレス性の不眠や緊張性頭痛の軽減が期待されています。
■ 生理・臨床的な作用領域
* 消化器系への作用
胃腸粘膜の炎症を抑え、蠕動運動を整えることから、消化不良・胃痛・鼓腸感などに適応されます。
また、ストレスによる胃の不快感(機能性ディスペプシア)にも有効とされます。
* 神経系への作用
軽度の不安・緊張・不眠に対する鎮静効果が報告されています。
ドイツでは、不安神経症に対する緩和目的でハーブティーまたはチンキ剤として使用されています。
* 皮膚・粘膜への作用
抗炎症作用により、湿疹・かゆみ・アトピー性皮膚炎のサポートにも利用されます。
内服だけでなく、外用(ハーブ浴や湿布)にも応用可能です。
■ 味と香りの特徴
カモミールティーは、リンゴを思わせる甘い香りが特徴です。
これは成分アンゲリカ酸エステルによるもので、香り自体にも鎮静作用があるといわれています。
味はまろやかでやさしく、苦味が少ないため、ハーブティー初心者でも飲みやすいのが特徴です。
ブレンドする場合は、ペパーミント(消化促進)やレモンバーム(神経安定)と相性が良く、 リラックス系・消化器系ブレンドのベースハーブとしてもよく用いられます。
■ 摂取の目安と注意点
1日1〜3杯を目安に、沸騰直後の湯で3〜5分抽出します。
キク科アレルギーのある方は注意が必要です。
また、妊娠初期の多量摂取は避けましょう(子宮収縮作用の可能性があります)。
■ メディカルハーブとしての位置づけ
カモミールは、神経性胃炎・不眠・月経痛・皮膚炎など幅広い領域でエビデンスが蓄積しているハーブです。
穏やかな作用ながら、長期的に体質を整える目的でも使用できるため、 日常のセルフケアに取り入れやすい“基本の鎮静ハーブ”といえます。
次回は、消化促進と頭痛緩和に優れたペパーミント(Mentha piperita)をご紹介します。
作用機序の違いを理解することで、症状や体質に合ったハーブブレンドが選びやすくなります。
古代エジプトの神殿で焚かれ、聖書にも登場する「フランキンセンス(乳香)」。
その名は「真の香り(franc encens)」に由来すると言われています。
心を鎮め、深い呼吸を促すその香りは、今なお“神聖な精油”として世界中で愛されています。
精油のプロフィール
* 学名:Boswellia carterii(または Boswellia sacra)
* 科名:カンラン科
* 抽出部位:樹脂
* 抽出法:水蒸気蒸留法
* 主な産地:ソマリア、オマーン、エチオピアなど
フランキンセンスの樹木に傷をつけると、乳白色の樹脂がゆっくりと滲み出します。
それを乾燥させたものが「乳香」と呼ばれる天然樹脂。
その樹脂から丁寧に蒸留して得られる精油は、古代から現代に至るまで、人々の心に“祈り”のような静けさをもたらしてきました。
心への作用 ― 深呼吸と心の静寂を取り戻す
フランキンセンスの香りは、心を穏やかに鎮めながらも、意識をクリアに導きます。
不安や緊張、過去への執着で心が落ち着かないときに、呼吸を深め、心のざわめきを静かに整えてくれる香りです。
瞑想やヨガ、就寝前のリラックスタイムにも最適で、
「香りを吸い込むだけで、胸の奥に静けさが広がる」ような深い安堵を感じる方も多いでしょう。
体への作用 ― 呼吸とお肌のサポートに
* 呼吸器系の不調をやわらげ、呼吸を深める作用
* 免疫をサポートし、風邪や喉の不快感のケアに
* 細胞の再生を助け、エイジングケアに適したスキンケア効果
お肌への働きも注目されています。
フランキンセンスは、乾燥・たるみ・小じわなどの年齢サインに対して、
肌のキメを整え、うるおいを保ちながらハリを与える作用があります。
おすすめの使い方
* 芳香浴:深いリラックスや瞑想の時間に。
* フェイシャルケア:ホホバオイル10mlに1滴をブレンドし、夜のスキンケアに。
* アロマバス:無水エタノールやキャリアオイルに混ぜてお風呂に。静かな時間に包まれながら心身をリセット。
* 呼吸サポート:ユーカリやラベンダーとのブレンドもおすすめ。
注意点
・妊娠初期の使用は控えてください。
・樹脂系精油のため、精油が濃い場合は肌への直接使用に注意。
フランキンセンスがもたらす“内なる静けさ”
現代のように情報があふれ、心が常に動き続ける時代だからこそ、
フランキンセンスの香りは“静けさ”を思い出させてくれます。
呼吸が深まり、心が静まると、人は自然と本来のバランスを取り戻します。
それはまるで、忙しさの中で見失いがちな“自分の軸”を取り戻すような感覚。
ゆっくりと香りを吸い込みながら、内なる穏やかさを感じてみてください。
アロマトリートメントの前に行う「コンサルテーション」は、
お客様一人ひとりの心と身体の状態を知るための大切な時間です。
香りの感じ方や体調は日によって変化します。
その日の疲れ具合や気分、睡眠の状態、季節の影響――
小さな変化を丁寧に伺いながら、最も必要なケアを見つけていきます。
コンサルテーションで行う主な内容
体調や生活習慣の確認
・睡眠、食事、運動、女性周期などのリズム
・慢性的な疲れ、冷え、肩こり、肌トラブルの有無
・服薬中の薬や持病の有無(安全のために)
心の状態のヒアリング
・最近の気分の変化(落ち込み・緊張・焦りなど)
・リラックスしたいのか、リフレッシュしたいのか
・抱えているストレスや環境の変化
・好きな香り・苦手な香り
・嗅覚で感じる「今の自分に合う香り」の確認
当日のトリートメント内容の提案
・精油のブレンド内容
・施術部位や圧の強さ、時間配分の調整
・ホームケアのアドバイス(芳香浴、セルフマッサージなど)
コンサルテーションで大切にしていること
サロンでは、精油の香りをいくつか試していただきながら、
お身体の声や心のサインを一緒に探っていきます。
香りに「心地よい」「苦手」といった反応があるのは、
嗅覚が今の心身のバランスを映し出しているからです。
この反応を手がかりに、精油の薬理的作用と感情への影響の両面から
ブレンドを組み立てていきます。
なぜコンサルテーションが大切なのか
アロマトリートメントは、単に「香りで癒す」ものではありません。
心と身体のつながりを整え、自然治癒力を高めるためのケアです。
そのためには「今の状態を正しく知る」ことが欠かせません。
コンサルテーションは、
施術を“あなたに最も合う形”にカスタマイズするための準備であり、
同時に、ご自身の内側と静かに向き合う時間でもあります。
あなたのための香りを見つけるひととき
香りを選びながらお話ししていると、
「最近、こんなことで疲れていたんだ」と
ご自身の気持ちに気づかれる方も多くいらっしゃいます。
コンサルテーションは、ただの質問時間ではなく、
心をゆるめる小さなセラピーのようなもの。
そのひとときから、トリートメントの癒しが始まっています。
さいごに
香りの感じ方は“その日、その瞬間”のあなたを映します。
どうぞ気軽に、今のご自身を香りにゆだねてみてください。
あなたに最も合う精油とタッチで、
心身のバランスを整えるお手伝いをさせていただきます。
ベルガモットは、イタリア原産のミカン科の果実。
爽やかさの中にほのかな甘さを感じる香りで、気分を明るくしながらも穏やかに整えてくれます。
ストレスや緊張が続くとき、心が重たく感じるときにそっと寄り添ってくれる香りです。
主な作用
おすすめの使い方
注意点
・光毒性があるため、肌につけた後は直射日光を避けてください(ベルガプテンフリーの精油は除く)。
・妊娠中は使用を控えましょう。
こんなときにおすすめ
ベルガモットの香りは、“心をほぐす柑橘”とも呼ばれるほど穏やかで繊細。
落ち込んだときや緊張が続くときに、まるで陽だまりのような安心感を与えてくれます。
これまで4回にわたり、「秋の乾燥対策」をテーマにお届けしてきました。
最終回は、そのまとめと、当サロンでできるサポートについてご案内します。
これまでの振り返り
1. 秋に乾燥が強まる理由
季節の変わり目は気温や湿度が急激に下がり、肌のバリア機能が低下しやすい時期です。
2. セラミドの役割と加齢による減少
肌の潤いを保つ鍵となる「セラミド」は、年齢とともに減少。外的刺激から肌を守る力が弱まっていきます。
3. 外から補うスキンケアとトリートメント
セラミド配合のパックや高保湿のスキンケアで、直接的に潤いを補給。
4. 内側から守る食事と生活習慣
大豆製品や発酵食品、睡眠やストレスケアなど、日々の習慣がセラミドを守ります。
秋の乾燥対策の考え方
外からの補給と、内側からのサポート。
どちらか一方ではなく、両方のバランスを意識することが、秋の肌を健やかに保つ秘訣です。
サロンでできること
当サロンでは、セラミドをたっぷり補給できるフェイシャルケアや、リラクゼーションを兼ねたアロマトリートメントをご用意しています。
ご自宅のケアに加えて、プロの手による集中ケアをプラスすることで、より一層潤いを実感していただけます。
この秋、乾燥知らずの肌で快適に過ごしていただけますように。
ぜひ一度、サロンケアを取り入れてみてください。
Botanical Time
お問い合わせは、WEBフォームにて受け付けております。
所在地 :大阪府吹田市江坂町1-23-32 リバーボール江坂603
営業時間:10:00〜24:00
定休日 :不定休